広告の関心、無関心

記事
デザイン・イラスト
広告といえば昔は折込チラシが主流で、現代はWeb媒体が中心になってきているのはご存知だと思います。スマホを見ていると出てくる細長いバナー広告やYouTubeで動画の途中に流れる広告。スマホ社会において効果的でありそのままクリックしてサイトに飛んで調べたりポチって思わず購入なんて経験があるんじゃないでしょうか。
もちろんチラシだとしてもスーパーや家電量販店など大きな紙面でじっくり見ることもできるし、パソコンやスマホをしていない人にとっては大切なものだと思います。

今回のテーマの広告の関心、無関心についてなんですが、関心のあるものや好きなものは広告としていい役割をしていますが、そうじゃないものについては単なる厄介にすぎません。無関心な人に知ってもらうためのツールになればいいのですがそもそも無関心な人が関心を持つなんてことはあまりありません。
それにただ無関心なだけならいいですが、それが時として鬱陶しいと思えることもよくあります。
こんな経験ありませんか?YouTubeで動画を見ていてたまに入る動画広告。
スキップはできますがちょっと待たないといけないし、飛ばせないものもある。それにストーリー形式のアニメなど癖のある広告でそれがしつこく流れるとだんだんイラッとする。この時点で広告としてどうなんだってことにもなります。とはいえ刺さる人も少なからずいるのでその一部の人の購入きっかけになればビジネスとして成り立ってるんだと思います。

Web系はYahooやGoogle、動画サイト各々でしくみは違いますが、住んでいる地域や今いる場所、男性、女性や年齢層によって配信する層を区別できなるべく無駄打ちしないようなこともできます。またファッション、車、不動産、美容系などよく見ている関連のものがやたらと出てくる経験があると思います。つまりその人が関心を持っているであろうジャンルのものがダイレクトに広告として出てくる。なのでついついクリックしたりしてしまいます。
このように関心のある人に刺さることができればその広告は意味があることになります。

関心も無関心も紙一重だと言えます。いい印象を与えられたら成功で逆に不快な思いをさせたり炎上することも伝わるというくくりでいえば関心、でも一番怖いのはどれだけの熱量を持って発信してもスルーされる無関心なんじゃないでしょうか。これとよく似ているのはTwitterやInstagramでいいねの数やフォロワーが一つのステータスと考えている現代社会です。
この温度差が時として不安材料にもなったりしますからね。
いくらいい商品を作っても誰にも見られない相手にされないということ。作り手としては辛いものだと思います。

広告を絶対出さないといけないわけでもないし、なんならSNSでバズったり仲間内の口コミで広がるほうが効果的なこともたくさんあります。
だからこそ意味のある広告、人を動かすきっかけになる広告というものが大切で、その商品やサービスを飾るラッピングのような役目になればと思います。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す