シリーズでお伝えしている自律神経失調症克服マニュアル。
自律神経失調症になりやすい方の10個の特徴は、あと2個になりました。
私は文章を書くプロではないですから、読みやすさという意味では劣っているかもしれません。
自分でも硬い文章だと思っていますから(苦笑)
それでも多くの方に読んでいただいて、とてもやりがいを感じます^^
ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今日の本題に入らせていただきますね。
【自律神経失調症になりやすい特徴:その9】首の筋肉がこりすぎている
首の筋肉がこりすぎると、自律神経失調症のような体の不調を感じることがございます。
首こりに関しては、脳神経外科医である松井孝嘉先生の著書、「首こりは万病のもと」「首を治せば病気が消える」で認知されるようになりました。
興味がございましたら、ぜひ一読されてください。
さて、整体師の視点で首の筋肉がこる理由を書かせていただこうと思います。
首の筋肉がこる理由とは?
① 長時間のデスクワーク
同じ姿勢がつづくことで血行不良になります。
よく運動やストレッチをした方がいいといわれる理由は、血行を促進するためです。
② 前かがみの姿勢
デスクワークの時に顎が前にでるような姿勢。
猫背の方も、首の筋肉がこりやすくなります。
③ パソコン作業が早い
パソコン作業は指をよく使い、手首や腕はほぼ固定の状態です。
酷使と固定(筋肉が固まる)により筋肉が疲労するのです。
何を言いたいのかというと、首こりの原因は腕にあるということです。
もう一つ首の筋肉がこる理由として、パソコン作業はモニターをよく見ようとしますから、首(頭)を固定するような姿勢になりがちです。
仕事上、致し方ありませんが首(頭)を固定するような姿勢(緊張状態)によって首の筋肉がこりやすくなるのです。
なぜ、首の筋肉がこりすぎると自律神経失調症のような不調が起きるのか?
それは、首は脳に近いからです。
首は、脳と胴体をつなぐ中継ポイントです。
体全体に張り巡らされている自律神経は、首で一気に集約されます。
その首がこり過ぎてしまうと、自律神経の伝達はスムーズでなくなります。
自律神経の伝達がスムーズでなくなる...それは、自律神経の乱れを意味します。
なんとなくでも伝わっていますでしょうか?
少し話しが逸れますが、私の整体院には心療内科で自律神経失調症と診断された方によくお越しいただきます。
確かに話しをうかがうと、自律神経失調症と診断されるのも分からなくはないです。※診断は医師のみです、念のため。
しかし、お医者さんは念入りな首の触診や、首の筋肉を手技で緩める方法は存じ上げていないと思います。
一方で、首のこりをやわらかくすると、不思議なことに体調(自律神経失調症)がよくなる方を何人もみてきました。
脳神経外科医、松井先生の「首こりは万病のもと」「首を治せば病気が消える」と同じ原理です。
もし、あなたやあなたの大切な方が、自律神経失調症と診断され首の筋肉に違和感を感じる方がいらっしゃいましたら、体(首)へのアプローチをご検討いただければと思います。
ただし、首は繊細な箇所ですから安全なアプローチであることが大前提となります。
本日はここまで。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございました。
●自律神経失調症になりやすい特徴:特徴の10「悩みを一人で抱えている」へつづく
【このブログを書いた人】
いちかわ たけし 1974年生まれ 大阪府在住。
社会人になった頃から様々な症状で悩み、あらゆる治療を受けるも完治せず。
健康を探求する思いから整体の道を志し、中国三大医療の一つ推拿(すいな)を学ぶ。整形外科・整骨院・整体院で9年経験を積むなか、より治癒効果を上げる方法を研究する。
体と心の関係に気づき、患者様の治癒効果が上がり自らの症状も完治に至る。
2013年、整体と心理学を組み合わせた独自の健康法を確立。生まれ育った堺市で開院する。
大手クチコミサイトにて3年連続地域NO1の評価を獲得し、地域の健康作りの拠点となる。現在、一人でも多くの方に体と心を整える素晴らしさを伝えて、元気で明るい社会創りを実現するために邁進中。