―人が集まる理由には、いつもヒントがある―
朝からパチンコ店に並ぶ人たち
朝の通勤中、ふと横を見たら、パチンコ屋の前に人がずらり。
あなたはそれを見て、どんなことを感じますか?
「なにしてるの、この人たち…?」
「そんなに面白いの?中毒なんじゃ…」
「なんか時間もお金も、もったいない気がする」
正直に言えば、多くの人がそんなふうに思うかもしれません。
実際、かつての私もそうでした。
パチンコに並ぶなんて時間とお金のムダじゃないの?って。
でも今の私は、まったく違う視点で見ています。
「えっ、朝からこんなに人が並ぶって、パチンコってそんなにすごいの?」
「どうしてこの人たちは“そこ”に集まるんだろう?」
「どんな仕掛けが、そこにはあるんだろう?」
ちょっと変わった見方かもしれませんが、
それは「行列の先にある仕組み」への興味なのです。
「行列」は人の心理があらわれる現象
行列って、とても不思議ですよね。
どこかに人が並んでいるだけで、
「なになに?何があるの?」
「流行ってるのかな?」
「私も気になるかも…」
そう思って、つい近づいてしまうこと、ありませんか?
私たちは、人が集まっているところに安心や信頼を感じます。
逆に、誰もいないお店やサービスには、不安を抱いてしまう。
つまり「行列ができる」というだけで、
そこには“期待”と“安心”が生まれているということ。
そしてその行列が、一時的なものでなく継続しているなら、
そこには必ず「本質的な魅力」や「うまい仕組み」があるはずなのです。
並ぶことはしないけど、行列には興味がある