◆あなたは財産の管理を、誰に任せたいですか?
家族?専門家?あるいは漠然と
「誰かに任せたい」と思っていませんか?
でも、本当にその責任をあなた以外の誰かに、または何かに、委ねてしまっていいのでしょうか。
◆あなたの財産を管理するのは、あなた自身です。
あなたの人生は、あなたにしか歩めない完全なオリジナルです。
だからこそ、あなたの財産も、あなた自身が管理する責任があります。
それは金銭的な財産だけではなく、時間・経験・人とのつながりといった
「目に見えない財産」も含まれます。
もちろん、家族がいれば自分とのすり合わせは必要です。
それも含めて、あなた自身が自分のことを管理しなければなりません。
◆旧約聖書ヨセフから学んだ「財産管理」
旧約聖書に登場するヤコブの息子「ヨセフ」は、奴隷としてエジプト王の侍従長ポティファルの家に仕える中で、すべての財産を任されました。
ヨセフは誠実さと知恵をもって、その責任を果たし、主人から信頼されます。
それはこの言葉からよくわかります。
「主人は、ヨセフに目をかけて身近に仕えさせ、家の管理をゆだね、財産をすべて彼の手に任せた。」
「主人は全財産をヨセフの手にゆだねてしまい、自分が食べるもの以外は全く気を遣わなかった。」 創世記第39章4節、6節
旧約聖書の当時の社会では、主人が財産の所有者であり、
僕(しもべ)が管理者として任命されるのが一般的でした。
僕(しもべ)は「所有者の代理人」として、
誠実に管理することが求められました。
ヨセフはポティファルの家で、全財産の管理を任されるほど信頼されたのです。
これをみて、
「わー、いいな。わたしにもヨセフみたいな優秀な人にやってもらいたい。」
と思いましたか?
わたしはそう思いました。
もちろん、わたしはポティファルのようなお金持ちの役人ではありませんので、持っている財産は全然大したことありません。
大した財産を持っているわけでもないのに、
それを管理するのが大変なのです。
FPの資格をもっているとはいえ、
それでも「家計簿つけるのめんどうくさい。」
と思ってしまうことがあります。
それほど財産管理は手間も暇も頭も使う「めんどう」なことなのです。
ヨセフみたいに誠実で忠実で、悪いことはいっさいせず、確実に管理してくれて、自分が何にも考えなくても、勝手にどんどんお金を貯めていってくれて、
自分は好きな時に好きなだけお金を遣っても、何にも心配しなくてもいいのなら、こんなにありがたい存在はいませんよね?
あなたもこんなふうに思いませんか?
しかし残念ですが、2025年の今、ヨセフはいません。
むしろ、注意しないとヨセフのように誠実を装った「悪い人」が、あなたの財産を狙っているかもしれません。
現代では、私たち自身が「自分の人生の主人」であり、「財産の所有者」でもあります。
つまり、ヨセフがポティファルの財産を誠実に管理したように、私たちは自分自身の財産を誠実に管理する責任があるということ。
この視点を通して、「自分の財産は自分で守る」というメッセージが、ヨセフの姿勢と自然に重なります。
◆ヨセフの管理術からの学び
ヨセフから次の3つの大切なことが学べます。
・見えないところでも誠実に行動する
・長期的な視点をもって備える
・責任を引き受けることを恐れず、信頼を育てる
あなたの財産はあなたのものです。
しかしここに、少しだけ「神への信仰の目線」を加えてみるとこんなふうに見ることができます。
それは「あなたは神から預かった財産の管理を任されている」
あなたの資産も、才能も、人との関係も、神から預かって管理している。
こうみると、
あなたが「ヨセフ」となり、
主人である神の財産を管理していることになります。
あなたが誠実で忠実に財産を守ることで、それはどんどん大きく増えていき、神は安心してその財産をすっかりあなたに任せてしまわれることでしょう。
もちろん実際に神が目の前におられるわけではありませんので、豊かに増えた財産は全てあなたのものです。
こんなふうに考えるのも、おもしろいと思いませんか?
◆知識をつけて、自分の財産は自分で守りましょう
財産を守るには、まずは知識をつけることが大切です。
その価値、使い方、管理方法、これらを学び、計画をもって行うことが財産を守ることになります。
最後に神さまは、こうあなたに語りかけています。
「主人は言った。『忠実な良い僕(しもべ)だ。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。』」マタイによる福音書第25章21節
あなたも神さまに『忠実な僕(しもべ)』と呼ばれ、喜ばれるような一歩を今日から始めてみませんか?
あなたが誠実に、忠実に財産を守り増やしていくことを、神は共に喜んでくださいます。
あなたの歩みが神の祝福と共にありますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
出典:『聖書 新共同訳』Ⓒ共同訳聖書実行委員会 日本聖書協会 1987,1988
※記事で引用している聖書の一部は、日本聖書協会の正式な許諾に基づいて使用しています。日々の生活に、神の言葉がそっと寄り添うように——そんな祈りをこめて、綴っています。
《免責について》
本記事に記載されている聖書の言葉やその解釈は、著者個人の理解や信仰に基づいたものであり、すべての読者の解釈と一致するものではありません。聖書のメッセージは、読む人の背景や経験によりさまざまに受け取られるものであり、本内容は一つの視点としてご理解ください。
🪴ヨセフのように、あなたの家計の伴走者となります。
あなたのご訪問をお待ちしています。