怪我の功名

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コラム
怪我をして初めて意識するようになった。
体の動かし方である。

それまでは肩が凝ったり、
腰痛になったりで、
日々あちこちがどこかしら調子が悪くてと言う日々であった。だから、痛み止めを常用していたし、調子が悪く寝込んでいた日も少なくはなかったのである。

突然にやってきた激痛。肩の痛み。
診断は右肩の鍵盤断裂だった。
年末年始と言うこともあり、ブロック注射をしたくはなかったがすることとなり、副作用も出て、さらに調子が悪くなってしまった。

その後、痛みが引き少しずつ動かし、リハビリをしながら、ほぼ怪我前の可動域に戻るまでには3年ほどかかったのである。
この間に骨が意外と日々の生活の中で動いているというのがわかるようになった。
今まで意識をしていなかったと言うのもあるが、自分の姿勢の癖がわかる様になった。
体の声を聞きながら動かすと言うことを意識するようになったのである。
これで猫背でなくなったから、腰痛がなくなり、眼精疲労も減り、頭痛もなくなったのである。正に怪我の功名^_^。

高齢化していくにつれて、体の柔軟性が減る。また怪我が増えるなどを考慮すると、歪みと言うのはリセットしなくてはいけないなと体の中心を走る背骨が大事なのではないかと考えるようになった。
日々の背骨のリセットを心がけるようになって、今では武道の継続と精進に繋がっている。

一ヶ所の怪我で服を着るのも、トイレに行くのも、風呂に入るのもままならなくなるのは驚きであり、寝たきりになるのではないかと
本当に良い教訓となったのだ。
身体のパーツはどれも大切なのだと。








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