スキルの総合窓口になるな!中途半端でも「動く」方が良い理由

記事
ビジネス・マーケティング
|はじめに

この記事は、

・これから何か自分でビジネスを始めてみたいけど何から始めればいいかわからない
・自分のビジネスを始めたばかりだけど、この路線で合っているのか?

このような不安を抱かれている方に特に読んで頂きたい内容となっています。

つまり、具体的な技術的な話をするよりも、もっと手前段階の、これからの時代で勝負していくための、根っこの部分となるマインドについて、知っておかないと、今後、進むべき道の方向性が大きくずれて、多様な社会に柔軟に対応できなくなる恐れがあるということです。

本章では、複雑な専門用語は一切使用していませんので、
ぜひ、何度も読み返しながら、マインドを整えて、自分だけのスキルを、この新しい時代に活かしていける糧としてお役立て頂けていれば幸いです。


|スキルシェアというビジネス

ぼくは現在、国内唯一のiPad(アイパッド)のオンラインサロン(CREATORS iPad)を運営しています。

iPadを使って、イラストや動画などの、様々な分野の制作スキルを身につけることができますが、
身につけたものを、実際にサービスとして販売して繋げることで、月5万円〜10万円のちょっとしたお小遣い稼ぎができ、それが結果的に、さらにiPadのスキルが磨かれることになります。

自分の得意なスキルを、個人間で手軽に取引できるスキルシェアの時代となった今、コストもリスクもかけることなく、手軽にサービス提供できるようになりました。

しかし、
チャレンジはしてみたいけど、「自分にそんなことができるのか?」「自分程度のスキルじゃ役に立てない」と、まだまだマインドの部分で超えなければいけない壁がある人が多いように感じます。

昔は、
何かサービス提供(ビジネス)を、展開する上では、リアル店舗を、商業施設などでテナントを借りて、出店するということが必要であったり、とにかく初期費用などのコストやリスクが、かかるものだという印象が強かったように思います。

それが今では、
スマホや、ネットショップの普及によって、もはやリアル店舗なんて借りる必要がなくなり、WEBで完結できるサービスの提供があたりまえの時代に突入しているのです。

WEBという物理的なものでなく、ただのデータ上の空間で、全くコストもリスクもかかることがない環境でビジネスが成立することを、ぼくは、この1〜2年で実証してきました。

仕事もiPadでイラスト・映像を制作すると、データで納品して完結…
お客さんとの打ち合わせも、WEB上でメッセージのやりとりをするだけ…
支払いも登録しているネット銀行に入金…

今の時代、やり方次第では、
すべて、データでやりとりができて完結するのです!

そんな時代に、現れたのが、
国内最大のスキルシェアのプラットフォームサイト「ココナラ」

手軽に始められる副業として大注目され、日を増すごとに、競合他社を寄せ付けないほど、賑わってきているようにプレイヤーとして感じています。

|ビジネスを始めるとは?これからの時代の考え方…

ぼくは、このようなスキルシェアに、iPadを全面的に活かしてきた経験から、
趣味で磨くiPadのスキルよりも、どちらかというと、サービスに繋げるためのiPadのスキルを、オンラインサロンや、Youtubeで扱うことがほとんどとなりました。

つまり、今の時代に求められているiPadスキルにフォーカスしているということです。

学歴 いりません!
個展に並ぶようなイラストの技術 いりません!
企業での勤務実績や成績 いりません!

これらは持っているに越したことはないですが、同時に、持っていることで盲目にさせてしまうものでもあると思っています。

スキルや知識を数多く持つ人ほど、人の意見が聞けない傲慢な態度になる傾向にあります。
おまけにプライドも高くなって、時代に合った考え方の方向転換が難しくなってもいきます。


まずは、これを頭に入れておいてほしいのですが、
これからビジネスをしたいと思っているあなたが、思い描くイメージと
実際にお客さんがあなたにやってほしいことは、
全然違うということです

|いつまでたっても英語が喋れない日本人

例えば、
あなたは、英語圏内の海外に出張に行く予定があったとします。
そこで宿泊先や移動時の時に、使えるかんたんな英会話スキルを身につける必要がありますが、
そんな時にまず始めに、あなたはどんな手段を選んで英会話スキルを身につけるでしょうか?

・英語の辞書を買いますか?
・TOEICのテストで良い点を取れるように勉強しますか?
・英会話教室に通いますか?
・単語帳でとにかく単語を覚えますか?

もし、
この項目の内容が、最初に頭に浮かんでいたなら、手遅れになる前に、あなたのマインドを大きく方向転換する必要があるでしょう。

ぼくは、英語は基本的には話せません。
しかし、過去に仕事上、海外の観光客の方に、よく道を聞かれるシチュエーションのある職場で勤務していたこともあり、道案内を教えるための英会話を身につける必要がありました。

そこで考えたのが、
道案内だけで使える英会話の例文やヒアリングの音声を
「文章で丸ごと覚えて発音の練習をする」ということをしました

can i help you somthing?という英語を
ひとつひとつの単語で覚えるのではなくて

「キャナイヘルプユーサムスィン」というひとつの発音の塊で覚えるのです

アーノルドシュワルツェネガーみたいに、ちょっと長い名前の人を呼ぶくらいの感覚で良いです。
ぼくは、英語も世界史の横文字の名前が全然覚えられなかったのですが、趣味で好きだった格闘家のリングネームの横文字の名前なら、何人でも覚えることができました。
そんな感覚で良いのです。

そして、その塊は、どんな質問に対して返すか?のシチュエーションもセットで覚えておきます

|何を得るかよりも、何を捨てるかに集中するべき

ぼくは英会話の教師でもプロでも学歴的にも成績が良かったわけでもなんともないですが、
単語の綴りや、意味を一生懸命覚えるよりも、文章単位の発音の方が大事だと思っています、
多少使う単語を間違えていても、発音がしっかりしていれば、前後の文の構成で意味はだいたい理解してくれるのです。
逆に、カタコトの日本語を話す外人が話しかけてきたら、ぼくたち日本人も同じように文脈を理解しようとしますよね?
それは人である限り、どこの国でも一緒です。(親切心があるかどうかは別としてw)

ぼくがやったことは、たったこれだけです

それ以外のことは一切、覚えません
「自己紹介」「レストランでの注文の仕方」「空港のチケットの予約」「思い出を語る」…
教材系の本やCD、英会話教室もそうですが、誰が読んでも良いように、総合的な分野のものを扱うようにしているのですが、人は英会話を使いたい目的があり、その目的の分野は限定的なシチュエーションでしか使わないことほとんどです。

|関係ない情報を区別すること


「自己紹介」の英語、道案内で使いますか?

観光客「すみません、道を教えて欲しいのですが…」
あなた「良いですよ、まずは私の名前を名乗りますね、私はナンシーです。よろしく」
観光客「この人面倒くさそう…」
ってなっちゃいますよねw

戦国武将が斬り合う前に、自分の名と身分を名乗るということでもない限り。
「自己紹介」は最優先で覚えることではないです w
これが英会話を身につけるのに、多くの方々が失敗する理由です。

つまりは、
関係のないことまで一気に覚えようとしすぎてませんか?
ということなのです。

ぼくは、道案内の時にだけ、使える英会話の例文の音声を聴いて、
文章を口にして、発生できるように練習した結果、
実際に、道を聞かれた時にちゃんと英語で説明することができるようになりました。

「Have a nice trip!(良い旅を)」
なんて気の利いた言葉で手を振って見送るなんてレベルにまでなり、
それに対して道を聞いてきた英語圏の観光客も「パーフェクト!!」と言って喜んでくれたくらいです。

でも実は、教えた場所が、あとで地図上で見たら、全く逆方向だったというオチなんですけどねw
そもそも、地図が把握できてないという…w

|総合窓口は目指さない

話を例題に戻すと、
宿泊先や移動時の時に、使えるかんたんな英会話スキルを身につけるためには、

・宿泊先で話す必要がある英会話の例文
・移動中で話す必要がある英会話の例文

たったこれだけを
身につけておけばいいんです!

「何を聞かれても答えられるように、なんでも喋れるように準備しておこう」
この考え方こそ、スキルシェア時代に最も不要なものなのです。

「何か注文されたら、なんでも応えられるように、充分な知識やスキルを身につけておこう」
もちろんこういった姿勢は大事です。

姿勢は大事ですが、現状の自分がその完成形でなくてもいいということです。

ぼくのように、道案内の英会話だけを身につけたいという人は、どこかに必ずいます。
その!お客さんにだけ向けたサービスでいいんです。

道案内の英会話だけ身につけたいお客さんに、
「中学英語から身につけてまずは文法から勉強して、TOEICでいい点を目指せるように、英会話教室に入りましょう…」
これは完全に、そういったビジネスのマーケティング手法に乗せられているだけかもしれないことに気づくべきです。

もし当時、ココナラに
「道案内で使える英会話教えます」というサービスを見つけていたら
「これしかない!」といって飛びついて申し込みしていたことでしょう。

|まとめ

さて、
もうだいぶマインドの部分が、やわらかくなってきたことと思います。

あなたが、提供するサービスは、
今、あなたができる範囲だけのものでいいです
全国のどこかには、必ずその限られた範囲だけの部分でいいからお願いしたい、というお客さんが存在するのです。
まずは、全国に困っているであろう、そのお客さんたちの顔を思い浮かべて、
自分が何のスキルを提供できるのかを考えてみましょう。

|さいごに

さいごに、
あたり前のことを言います

「みなさん、時間って有限なのって知ってました?w」

一見便利そうに見える知識やスキルでも、一度立ち止まって、
「でも、それっていつ使うの?あまり使うシチュエーションないのでは?」
と自分自身に問い正しましょう。

「心理テクニック」というのも、
いつの時代でも流行っていますが、
「相手の表情やしぐさでわかる心理テクニック」など、たくさんの本が出ていて、読むと確かにめちゃくちゃ面白かったりするのですが、
そもそも、そんなに頻繁に、相手と面と向かってコミュニケーションを取るシチュエーションが無い場合、それらのテクニックは身につけても無駄なことは、容易に想像できると思います。

そして、
今必要でない知識やスキルというのは、
人は簡単に忘れていきます。
忘れた頃に、その瞬間がやってきて
「えーっと…たしか相手が…唇を触ったら…腕を組んでいたら…あれ、なんだっけ?」
と中途半端になって忘れているのがオチです(実際にぼくも体験済みです)w

つまりこういうことです!

・今必要なスキルは何か?
・使うシチュエーションが本当にあるのか?を
しっかり考えた上で、
必要な時間かけて身につけるべきです!

すると、
人生で一度も使わないようなスキルのための無駄な時間が減り、
自分のやりたいことだけに集中することができ、結果、豊かな生活を過ごすことができるようになることでしょう。

少なくとも
僕にとって「This is a pen」は無駄な時間でしたw


====================
本章はここまでで終わりとなりますが、これより以下の本文は、私のプロフィールを紹介しているだけの内容となります。
今後も、ココナラブログにて有益な情報を更新していくための資金として、ご支援いただけますと励みになりますので、以下有料記事のご購入にて、ご協力頂けますようよろしくお願い致します。
もちろん、強制ではありませんので、購入いただかなくても全文は完結しておりますのでご安心くださいませ。
この続きは購入すると読めるようになります。
残り:1,133文字 / 画像1枚
スキルの総合窓口になるな!中途半端で... 記事
ビジネス・マーケティング
500円
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す