私はコミュニケーションを知らない人でした。
「コミュニケーションの改善が私の課題だ」と思うものの、
どうしたら変わるのか?環境を変えたら私が変わるのか?と、
長いこと悩み、改善法を考えながらも、行動に移す勇気のないチキンだった私が、あなたにお伝えしたい事は、
コミュニケーションが人にもたらす影響についてです。
少し、お付き合い下さい^^
私に行動する勇気がなかったのは〈孤独〉になる原因について、知らない事が多かったから。
人は、孤独を避ける本能を、かなり強く持っているらしいのです。
現に、自分が孤独だと自覚する事って、嫌ですよね。
そこで私は、孤独に向き合い、孤独について深掘りしていくうちに 、
『人は、人とコミュニケーションしなくても生きて行ける?人は、1人で生きられるんじゃない?』とシュミレーションをしてみました。
現状、私がたった1人で暮らすのは考えられませんが、
『もし無人島に住み、人との繋がりがなくなったとしたら、私はどう暮らすのだろうと。。。』
あなたも、1人きりで暮らす状態って考えた事がありますか?
『サバイバル楽しいかもとか、何か動物がなつけば大丈夫かも』と考えると、
私は、ちょっぴりワクワクしましたが^^
しかし、よーく考えたら、誰もいない環境というのは、
生活の発展や、精神面へのマイナスの影響は大きく、孤独状態に辛くなるのは早いのではないかと思いました。
《人の悩みの99%は人間関係》
と、心理学者のアドラーは言っています。
人間の悩みのほとんどは人との関係性である。
ということは、1人では生き辛い人生において〈人間関係を円滑にするコミュニケーションをどうとるかが大切〉ということになります。
アドラーは、研究した統計の結果として、
[仕事・性・仲間]
この3つのきずなが自分の現実を作る。と分析しています。
なぜかというと、
「常にこれらが問題として人間に問いかけてくるから。
だから、常に人はこのきずなに答えていかなければならない。」 と言っています。
・仕事・・・人類が地球上で生活を維持する為には、確かなものになる仕方で発展していかなければならない。
・仲間・・・仲間たちと協力しつつ、個々の生命と人類の生命とを維持することが重要である。
・性・・・生命維持という目的には、男女の問題に答えを出す必要性がある。
[ 人生の意味の心理学 ]から要約。
つまり、
人は、
人と共同して仕事をし、仲間を作り、性という問題に答えながら生きて行くようになっている。
ということは、人にとってこれらは、無意識レベルの欲求なのだと私は思いました。
また、
介護の専門家であるナオミファイルは、認知症の患者さんを通し、思考不能になっても心が望むこととして、人間の持つ3つの願望を発見をしました。
[役に立ちたい・愛を与えたい(交流したい)・感情を開放したい]
という3つの本能です。
このナオミファイルとアドラーの分析を合体すると、
『人が誰かの役に立ち、交流し、感情を解放するには、人と共同し、
仕事をしたり、仲間を作ったり、子孫を持とうとする』
となり、その思いは、人として自然に沸く反応で、人間の持つ本質と言えるのではないのでしょうか?
そこには《愛》を感じませんか?
本来、人は他者と繋がり、役に立ちたいという欲求を持つのに、その思いにフタをしているのは、
人の自然な姿ではなく、その欲求をみんな持っているものだとしたら、
解放するのが、人間の自然体の姿かと、、、
地球に住む進化していく人間として、自分の事ばかり考えている状態は不自然であり、人間の本質であるものを避けていては、生きづらくなると、
ちょっと厳しくアドラーは教えてくれたのだと思いました。
ここまで読んで頂きありがとうございます^^
人の悩みの99%は人間関係という理由が、何となく伝わって頂けたでしょうか?
自分と相手との、2つのコミュニケーションを楽にするために、
自分の本質が何を求めているのか?
を知って、自分らしいコミュニケーションを解放していきませんか?