会社にAIを導入して社内でヒーローになった話と少し怖い話。

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導入前の話


正直に言います。うちの会社、全然「最先端」じゃなかったんです。むしろ、変化を嫌う典型的な古い体質の会社です。会議室にはいつも「今まで通りでうまくいってるんだから、変える必要ないでしょ」みたいな空気が漂ってました。

でも、世の中はChatGPTだGeminiだと大騒ぎ。それなのに、社内を見渡せば相変わらずアナログな手作業の山…。このままじゃマズい、取り残される!って焦りました。

それで思い切って、「AI導入しましょう!」って上層部に提案したんです。鼻で笑われる覚悟でしたけど、意外にも「何か変えなきゃ」っていう危機感は共有できてたみたいです。かつ意外にも代表がAI導入にかなり前向きだったことも奏して大半の取締役は半信半疑ながらも、一部でGoogleの生成AI「Gemini」の導入が決まりました。

ここから、私の「静かなる社内改革」が始まったんです。

導入した背景である大きな課題


AI導入前、弊社は広告会社なのですが、

最大の欠点は「制作スタッフの個人スキル差が大きい点」でした。営業が取ってきた案件の原稿作成を制作チームに依頼するフローなのですが、制作スタッフによってスキルに差がありすぎて…正直作って欲しくない制作さんがほとんどでした。

「Aさんなら安心だけど、Bさんだと修正指示だけで日が暮れる」なんて声も営業フロアから聞こえてくる始末。運悪くスキルの低い担当者に当たると、修正のラリーが延々と続いて、営業は本来の業務よりも原稿の赤入れに時間を取られてしまう。※営業のヒアリングは十分に行えているという前提です。

結果、営業マンは制作への依頼を辞めて自分で原稿を作り始める、なんていう本末転倒な事態が発生していました。制作工数が増え、顧客接触・提案時間が減ることで売上は伸び悩むし、残業は増えるしで、完全に悪循環でした。

この課題を解決したく導入したのが生成AI Geminiです。「ゼロから人が書く」んじゃなくて、「AIに下地を作らせて人が仕上げる」、あるいは「営業がAIを使って自分で完結させる」。目的は工数削減と時間短縮、これに尽きます。これが実現できれば営業は顧客との接触・提案の時間を確保することで売上が増えると見越していました。

AI導入の効果はすぐに出た


Geminiを導入して、特に力を入れたのが原稿作成です。変化は劇的でした。これまで半日、下手したら数日かかってた原稿が、たった5分で出来上がるんです!

プロンプト(指示文)を入力してEnterキーを押すだけで、叩き台となる文章が生成される。初めて見た時は、営業担当も「これ、もう制作いらないじゃん!」って驚いてました。

もちろん手直しは必要ですけど、ゼロから書く苦労に比べたら雲泥の差。修正指示もAIなら遠慮なく何度でも出せるし、営業マンは「作業依頼者」からAIを使いこなす「ディレクター」へと進化した気分でした。コミュニケーションのストレスもなくなるし良いことばかり。

AIを導入して半年が経ってみて


半年後、結果は数字にはっきり表れました。なんと、月の粗利が約15%もアップしたんです!たった半年でこの成果は驚異的ですよね。今後はもっと上がる見込みです。

理由は明確。営業の工数が減って本来の営業活動に時間を使えるようになったことで提案数・契約数が増えた結果です。さらに、AIのおかげで原稿の質が安定して、顧客満足度も向上しリピート率も上がりました。

更には、社内の雰囲気が良くなりましたよ。残業が減って、みんな早く帰れるようになったし。意外だったのは、営業自身が「もっとAIを使いこなしたい!」って意欲的になったこと。ベテラン営業まで目を輝かせてAIと向き合ってる姿は、見てて嬉しかったですね。これは嬉しい誤算でした。

この経験から見えた未来


でも、光が強くなれば影も濃くなるもので…。ここからは、AI導入の成功談ではあまり語られない「現実」をお話しします。

営業がAIで原稿を作れるようになった結果、制作チームの仕事は激減しました。特に、「仕事ができない」と見なされていたスタッフへの依頼はほぼゼロに近い状態です。おかげさまで異動・配置転換が打診しやすくなりました。(あくまで給与に見合った活躍ができていないスタッフだけです)

以前は、多少クオリティが低くても「まあ、Bさんに頼むしかないか」って仕事を振ってたんですけど、今は「Bさんに頼むよりGeminiの方が早くて上手い」ってなっちゃったんです。AIは文句も言わないし、納期も守るし、クオリティも高いですからね。

結果、スキルの低い制作スタッフは社内での居場所を失い、アルバイトのシフトも減らすことができました。会社にとってはコスト削減で利益率アップだけど、個人にとっては死活問題。「AIに仕事を奪われる」っていうのが、机上の空論の話じゃなくて、目の前でリアルに起きてる現実に怖さも感じました。

誰かがクビになったわけじゃない。ただ、仕事が回ってこなくなる、評価されなくなる、必要とされなくなる…。真綿で首を絞められるような、静かな淘汰を身をもって感じました。

将来の日本もこうなると確信。

この半年で、社内の人材は残酷なほどに分断されました。その比率は「1:6:3」。これは何の比率か説明しますね。

上位1割:AIを武器にする者 AIを積極的に学んで業務に取り入れ、生産性を爆上げしてる層。彼らにとってAIは「脅威」じゃなくて「最強の相棒」です。

中位6割:流される者 言われたから使う、導入されたから使う層。それなりに恩恵は受けてるけど、AIの本質までは理解してない。「便利になったな」程度で、自分から応用しようとはしません。※この人達も結構やばいです。

下位3割:拒絶する者 AIを使わない、信じない、あるいは「手作りの温かみが」とか言って頑なに従来のやり方に固執する層。はっきり言って、この層に未来はないと思います。確実に仕事なくなりますね。

この格差は、これからどんどん広がっていきます。AIを使える1割はさらに成長していくけど、使わない3割は現状維持どころか相対的に退化していく。今のスピード感だと、「立ち止まること」は「後退すること」と同じです。

更に何がやばいって、この格差拡大に気づいていない人が殆どという事。今からAIを学べば確実に生き残る人材になれると思います。

私はAI導入を会社に提案して目に見える成果を上げた事で一躍社内でヒーローになりました。もちろん、成果は嬉しいです。それ以上に、AIの素晴らしさと怖さを同時に知れた体験になりました。

気づかないうちに起きている革命:あなたはどう生きる?


私の経験から言えるのは、「AIを導入してない企業は取り残される」。そしてそれ以上に、「AIを学んでない個人は淘汰される」っていう冷徹な事実です。

革命は自分から情報をとりにいかないとが気づけません。ただ静かに・確実に起こっています。気づいた頃には、隣の席の同僚がAIを使ってあなたの3倍の成果を半分の時間で上げるようになるだけです。そしてある日ふと気づく。「あれ? 自分の仕事、もう会社に必要なくない?」って。

働き方の革命は既に起きてます。この記事を読んだ貴方は、気づかないふりをしてる時間はありません。まずは小さなことからでいい。ChatGPTやGeminiに今日の献立を聞くだけでもいいから、AIに触れて、使い倒してみてください。それが、この残酷で素晴らしい時代を生き残る唯一の方法だと、私は信じてます。AIをあなたの分身と思って接してください。


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