これまで私は、オーストラリアでの4年間の留学、シンガポールでの3年間の就労、ベトナムで1年間の就労経験をしました。
初めて海外移住を考えたきっかけは、長期的に海外へ住んでみたいことと海外大学への進学でした。当時は漠然とビジネス英語を学びたいという興味から始まり、20代のうちに長期的に海外で生活することを目標としていました。
これらの国々でもっとも関心を持てたところは、ベトナムでした。もちろん、オーストラリアやシンガポールも住みやすく、周辺環境が便利です。
個人的にベトナムの面白さは、これからの成長性への期待となります。ベトナムの平均年齢は30代前半であり、労働人口が多いことが特徴です。
特に都市部であるホーチミン市やハノイ市に行くと、街中には多くの若者がいて活気を感じられるはずです。
ベトナムと聞くとのどかな田園風景がイメージされがちですが、都市部では近代化が急速に進んでいます。
中でもビングループの子会社であるビンホームズは、「ビンホームズスマートシティプロジェクト」を進め、ベトナムの土地開発を牽引しています。
例えば、スマートシティに重点を置いており、ハノイやホーチミンを中心に多くのビンホームズという集合住宅があります。
ここからが本題ですが、ベトナム現地で会計事務所を経営されている蕪木氏の『加速経済 ベトナム』を拝読しました。
この本では、ベトナム経済の成長を日系企業と絡めて、アミューズメント・レジャー市場、飲食業界、DX、不動産業界の観点から分かりやすく解説されています。
ベトナムについてあまり知識がない方でも読みやすい内容となっているので、興味があれば読んでみて下さい。ちなみにこの記事はアフェリエイトではなく、自身が面白いと感じた本をそのまま紹介しています。
多くの個別企業の解説もされていましたが、今回はベトナムのマクロ経済のトレンドとして重要な点を紹介していきます。
これから紹介する内容は今のベトナム経済を知るうえでポイントとなるので、ぜひ最後まで目を通して下さい!
*ブログ上では、統計情報において最新版に更新したものを使用しています
① 現在のベトナム市場と今後の日越における関係性