渡米後2週間で詐欺に遭った話

記事
コラム
留学は、英語力を向上させ、世界中の人々と交流する貴重な経験です。私もそのチャンスを活かすため、期待・憧れと若干の不安を抱きながら渡米しました。

最初の試練は「家探し」


私はカレッジのサマースクールから留学をスタートしました。最初の3週間はホームステイでしたが、この3週間の間で次の滞在先を決めなければいけません。当時はSNSも今ほど発達しておらず、情報源はウェブサイトや地元のフリーペーパーのみ。私はウェブサイトで学生寮やアパートを探し始めました。

架空物件


私が遭った詐欺の手口は、今思えば典型的なインターネット詐欺でした。地元のコミュニティウェブサイトで理想的な物件を見つけました。学校からの立地も良く、家賃も手頃だったため、すぐにコンタクトを取り、物件のオーナーとメールのやり取りを開始しました。文面上ではオーナーは信頼できそうな人で、物件の写真や詳細な説明を送り、迅速な対応をしてくれたため、安心して約14万円のデポジットを振り込みました。

しかし、現地に到着して物件を確認しようとしたところ、その住所にたどり着いてもその物件自体が存在しませんでした。オーナーに連絡を試みるも音信不通に。そう、完全に詐欺だったのです。

今思うと私は日本にいる間も実家暮らし。物件探し自体初めてでした。物件探しについて無知だったため、そのフローに何にも疑問を持たなかったのです。お金は無くなりましたが、誰かに危害を加えられたなどはなかったので、不幸中の幸いでした。もしそのメッセージの相手と”物件内覧”などに釣られて会っていたとしたら。。。本当に恐ろしいです。「オンラインで家を契約することの危険性」を身をもって理解しました。

詐欺を防ぐためのポイント


留学中に家探しをする際、特に気をつけるべきポイントがあります。私が犯した失敗から学んだことをもとに、以下の注意点を挙げます。

物件が不自然に安い場合は要注意: 家賃が相場より極端に低い場合、詐欺の可能性が高いです。現地の相場を事前に調査し、現実的な価格設定かを確認することが大切です。

物件見学ができない場合は避ける: 実際に物件を見学できない、もしくはオーナーが見学を拒否する場合は非常に危険です。物件の所在地やオーナーの情報が曖昧であれば、信頼できる第三者に確認を依頼しましょう。

口コミや評価をチェック: オンラインで物件を契約する場合、物件やオーナーのレビューを必ず確認しましょう。信頼できるサイトやエージェントを利用し、過去の利用者の評価を参考にすることで詐欺リスクを減らせます。

現地の知人や留学サポートを利用する: 現地に知人がいる場合や留学サポートが提供されている場合は、彼らに物件を確認してもらうことができます。また、大学のサポートオフィスなどを利用するのも良いでしょう。

楽しい留学生活を過ごすために


今回の詐欺を通じて学んだのは、家探しは慎重に進める必要があるということです。特に留学先という慣れない環境では、信頼できる情報源や現地のサポートを活用することが大切です。

また、オンラインでの契約に不安を感じたら、現地到着後に物件を直接確認することを優先しましょう。留学は人生を変える素晴らしい経験ですが、リスクも伴います。しっかりと準備し、安全な留学生活を送りましょう。

これから留学を考えている方々には、私の経験を活かし、安心して留学生活を楽しんでほしいと思います!!!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す