光学異性体

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§11みなさん、おはこんばんちわー! 
今回は、光学異性体について説明させていただきます。

まず光学異性体とは何なのかですが、よく例えられる有名な例で説明すると、右手と左手です。
指を原子と見立てて、手のひら全体を分子とします。
このとき分子を構成する原子は親指・人差し指・中指・薬指・小指で左右ともに同じ分子式です。
しかし絶対に同じ向きでは重なり合わないのです。
これが光学異性体です。
鏡に写ったものと同じなので、鏡像体ともいいます。

今回、なぜこんなに一見どうでもいいような、理解してもらえなさそうな話題を持ち上げたのかというと、お薬の世界ではとても重要なことであるからです。
同じ分子式であるのに、自然界ではこれらを区別しているのです。
動物も植物も同じです。
例えば、ビタミンCのことを「L-アスコルビン酸」と書いてあるのを見たり聞いたりしたことはないでしょうか。
この「L」というのがどの光学異性体なのかを区別しているものになります。
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