こんにちは、ほんわかです。
「うちの子、ひとりでいることが多くて心配…」
「集団活動では疲れてしまうけれど、どう関わったらいいの？」
そんなふうに感じていませんか？
感受性が豊かな子には、その子らしい素敵な力があります
感受性が豊かでマイペースな子どもは、まわりの刺激をよく感じ取り、ゆっくり丁寧に物事に向き合える子が多いです。
たとえば…
・人の表情や言葉をよく覚えている
・音や光、においなどに敏感で、細やかな変化に気づく
・静かに過ごすことで落ち着き、集中できる
・自分の世界を大切にしながら、想像を広げていける
そんな姿は、繊細でやさしい心の証です。
どうして集団が苦手に見えるの？
感受性が豊かな子どもは、まわりの刺激を強く受け取るため、にぎやかな場面で疲れやすい傾向があります。
・ひとりで静かに過ごす時間が、心の休憩になることがあります。
・集団活動では、まわりの声や動きに圧倒されて疲れてしまうこともあります。
・自由な時間になると、「何をしていいのかな？」と戸惑う姿も見られます。
これは“消極的”なのではなく、
心と体を守るために自然に選んでいる行動なんです。
無理に集団に入れるより、「安心できる場」を
「友だちの輪に入れたほうがいいのでは？」と思う方も多いかもしれません。
でも、無理に集団に入れることで、かえって疲れたり、不安が強くなってしまうことも。
大切なのは、「子どもが安心していられる環境」を整えること。
安心できる場所があるからこそ、自分のペースで人と関わる力も育っていきます。
支援とお助け環境の工夫
子どもが安心して過ごせるためには、
「頑張らせる」よりも「安心できる環境」が何よりの力になります。
🍃 静かに過ごせるスペースをつくる
光をやわらげるカーテンや落ち着けるコーナーがあると安心です。
ちょっと休める“ほっとスポット”があるだけで、気持ちが整いやすくなります。
👂 苦手な刺激をやわらげる
音に敏感な子にはイヤーマフなどで安心できる工夫を。
「しんどい」と言える雰囲気をそっと作ってあげることも大切です。
🤝 安心できる友だち関係を大切に
無理に大人数に入らなくても大丈夫。
穏やかに過ごせる友だちがひとりいるだけで、心が落ち着きます。
🌈 得意なことを生かす機会を
観察力や記憶力など、本人の「得意」を通して自信が育っていきます。
得意なことを認めてもらえる経験が、自己肯定感を支えてくれます。
💛 「無理しなくてもいい」と伝える
苦手な場面では「離れても大丈夫だよ」とそっと伝えるだけで、心がふっと軽くなります。
親御さんへのメッセージ
感受性が豊かでマイペースな子どもは、まわりをよく見て感じる繊細さと、深い思いやりを持っています。
大切なのは「この子はこの子のペースで大丈夫」と信じてあげること。
おばあちゃんとして孫を見守る立場からも、
「そっと見守る安心感」が、何よりの支えになることを感じています。
ひとりで悩まず、ご相談ください
「集団活動で疲れてしまうけど、どうしたらいいの？」
そんなときは、保育士・母・そしておばあちゃんとしての経験をもとに、
お子さんに合った環境づくりや関わり方を一緒に考えていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
