こんにちは。薬剤師のまことです。
更年期障害があると、体や心が不調になることがありますが、
きちんと対策をとることで症状を和らげることができます。
ここでは、具体的な対策について詳しく説明します。
今回は下記の記事の対策を具体的に紹介してみました。
1. 生活習慣を見直そう
更年期障害は、生活習慣を少し変えるだけでも改善できることがあります。
どんなことに気をつけたらいいか、見てみましょう。
食事のバランスを整える
健康的な食事は、体にとってとても大切です。
特に、エストロゲンの分泌が減ると骨が弱くなることがあるので、
カルシウムやビタミンDを多く含む食品をとりましょう。
牛乳、ヨーグルト、魚、緑黄色野菜などが良い選択です。
また、大豆製品(豆腐や納豆)に含まれる「イソフラボン」は、
エストロゲンと似た働きをするので、
更年期の不調を軽くする効果が期待できます。
運動を取り入れる
適度な運動は、体を元気にするだけでなく、
気分もリフレッシュさせてくれます。
毎日30分くらいのウォーキングや
軽いストレッチを習慣にすると良いでしょう。
無理のない運動が続けやすく、
体への負担も少ないのでおすすめです。
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睡眠を大切にする 良質な睡眠は、心と体をリセットする時間です。
寝る前にスマホやテレビを見るのを控えて、
リラックスできる環境を整えましょう。
寝る前に温かいお茶を飲んだり、
アロマを使ったりして、リラックスした状態で眠ると良いです。
2. 薬やサプリメントを利用する
病院では、更年期障害の症状を緩和するために、
さまざまな薬やサプリメントが処方されることがあります。
ホルモン補充療法(HRT)
エストロゲンが減ったことで起こる症状には、
エストロゲンを補う「ホルモン補充療法」という治療法があります。
これにより、ほてりやのぼせ、イライラなどの
症状が軽くなることが多いです。
サプリメント
ホルモン治療に抵抗がある人や
軽い症状の方には、サプリメントも効果的です。
たとえば、大豆イソフラボンやビタミンB群、ビタミンEなどが入った
サプリメントは、更年期の症状を和らげることが期待されています。
ただし、薬やサプリメントを使う際は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。体に合わないものを使うと、かえって体調を崩すこともあります。
3. リラックスできる時間を持とう
ストレスは、更年期障害の症状を悪化させる原因のひとつです。
そこで、リラックスする時間を意識して作ることが大切です。
趣味や好きなことに時間を使う
好きな音楽を聴いたり、映画を見たり、手芸や読書など、
自分が楽しいと思うことに時間を使うことで、ストレスが軽減されます。
特に、自然の中を散歩したり、ガーデニングを楽しむことも心をリラックスさせます。
マッサージやヨガでリフレッシュ
体がこわばったり、肩こりを感じることもあります。
そんな時は、軽いマッサージやヨガを取り入れることで、心と体がリラックスします。
ヨガは呼吸を整えることもでき、リラックス効果が高い運動です。
4. 周りの人に相談しよう
更年期障害は、ひとりで悩む必要はありません。
家族や友人、医師や薬剤師に相談することで、安心感が得られます。
また、同じような経験をしている人と話すことも、
気持ちが軽くなる一つの方法です。
私にご相談いただければ、
お薬やサプリメントの相談に乗らせていただきつつ
つらい悩みに寄り添いわせていただきたいと思います。
まとめ
更年期障害は、体の変化に伴って心身に不調を感じる時期ですが、
生活習慣を見直したり、適切な治療やリラックス方法を取り入れることで症状を和らげることができます。
無理をせず、少しずつ自分に合った方法を見つけていきましょう。
困ったときは、いつでも相談してくださいね。
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