「神経質にならないで」に傷ついた発達グレー児の母の話

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「お母さん、神経質にならないで」

発達相談へ行ったとき、
私はそう言われました。

きっと、不安にさせないように
言ってくださったのだと思います。

でも、その言葉を聞いた瞬間、
私の心にはモヤモヤが残りました。

「神経質なんかじゃない」
「毎日、この子を見ているのは私なんだよ」
「どうして、この違和感をわかってもらえないんだろう」

そんな思いが、
心の中にずっと残っていました。

同じ年齢の子と比べると、
口頭での指示が入りにくい。

リトミックへ行っても、
みんなが輪になって活動している中、
うちの子だけは自由に動き回っていました。

外出すれば、
車道へ飛び出さないように必死。

公園から帰る時には、
抱き上げると腕の中で暴れて落ちそうになる。

抱っこしていても、
じっとしていられない。

鬼ごっこをしていても、
みんなと遊んでいるように見えて、
実はルールがわからず、
ただ一人で走り回っているだけでした。

毎日、
同じことを何度も何度も伝えていました。

実際、私は
「他の子より3倍くらい手がかかる」
と感じていました。

だから私は、
勇気を出して相談へ行ったのです。

やっと相談できる。
そう思って、
メモまで準備して行きました。

でも、検査は20分ほどで終わりました。
子どもは、その場では普通に遊んでいるように見えていたと思います。

検査結果を聞きながら、
私は心の中でずっと思っていました。

「そこじゃないのよ」
「私が毎日困っているのは、そこじゃない」

数分の検査では見えない部分で、
私は毎日必死だったのです。

それでも返ってきたのは、
「もう少し様子を見ましょう」
「これくらいの子はいますよ」

そして、
「神経質にならないで」
という言葉でした。

私はその時、
怒りに近い感情がありました。

「気のせいじゃない」
「毎日違いを感じているんだよ」
「私は理学療法士なんだけど」

そんな気持ちもあったと思います。

でも今振り返ると、
本当に苦しかったのは、
“母親として感じている困り感を否定されたように感じたこと”
だったのだと思います。

もちろん、
行政には行政の役割があります。

診断や検査、
療育や支援へつなげること。
それはとても大切な支援です。

実際、診断がついたことで、
子どもへの支援にはつながっていきました。

でも、
母親の心はそれだけでは追いつきませんでした。

療育が始まっても、
毎日の大変さがなくなるわけではありません。

子どもの特性を理解しながら、
周囲との違いを感じながら、
将来への不安を抱えながら、
毎日を過ごしていく。

その苦しさは、
母親にしかわからない部分があります。

私は途中から、
行政サービスと、
母親の心の支えは、
別のものなんだと感じるようになりました。

子どもへの支援と同じくらい、
母親が、
不安や本音を否定されずに話せる場所も必要だった。

そう感じています。
私はそこから、
一般的な「正解探し」をやめました。

「普通に近づけるにはどうしたらいいか」
ではなく、
“私たち親子にとっての正解は何か”
を探すようになりました。

スピリチュアルな学びを通して、
子どもを変えることより、
まず母親である私自身が、
安心・安全でいられることの大切さも知りました。

今、もし同じように、
「気にしすぎかな…」
「でも違和感がある…」
「誰にもわかってもらえない…」

そんな思いを抱えているお母さんがいたら、
私は伝えたいです。

お母さんの違和感には、
意味があります。

毎日子どもを見ているお母さんだからこそ、
感じ取れることがあります。

そして、
お母さん自身の心のケアも必要です。

行政だけが、
相談先ではありません。

ただ不安を整理したい時。
誰にも否定されずに話したい時。

「大変だったね」
気持ちを受け止めてもらいたい時。

そんな場所が、
お母さんにも必要だと私は思っています。



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