「好きなことをして暮らす」5つの必要条件 (3)「気の置けない人」がいること

記事
ライフスタイル
友塾のTOMOです
(1)「心身の健康第一」(2)「お金のリテラシー」が十分にあること につづく第3弾です。


仕事をしているときの人間関係

サラリーマンや自営業の人も、普通に仕事をしているときの人間関係は、俗にいう「ビジネスライク」になるのが一般的です。もちろん、よい上司と部下、先輩後輩、よいお客さまとの友好な関係もあるでしょう。しかし、会社の上下関係、お客様との関係があるから、疑問に思うことやイヤなことがあっても「はい、分かりました」と言うのであって、決して自分自身が納得しているわけではありません。もしかすると、納得しているかどうかも意識せず、自然と割り切っているようでもあります。私のころは、給料の中には、その「我慢料」が入っているとよく言われたものです 。しかし、最近は、SNSなどの影響で、パワハラなどを訴えることが日常的なので、上司も客側の発言も、控え目になってきた印象を受けます。では、仮に、転勤や異動、転職などで、会社や事業との関係が断たれた場合、これまでの人たちとはどのような関係になっていくのでしょうか?そうです。ご経験済みの方も多いことでしょう。悲しいことに、少なからず、連絡が無くなるのです。もともとビジネスライクだった場合が多いからです。

紙に書き出してみる

「Live the way you love」=「好きなことをして暮らす」といっても、人それぞれです。先ずは、「どういう状態が理想なのか、そして現実的なのか?」。これは、スタートする時期によってもかなり相違します。そして、すでにこの時点で課題も見えてきます。どちらにしても、今からすぐ、それらを、紙に書き始めるのです。紙に書くと、自然と頭の中のモヤモヤが整理されていきます。そして、翌日、それを見ると、また違う考えが自然に湧き出てきます。それは、1日経って、脳が勝手に整理してくれているからです。そして、訂正加筆しながらも継続していき、もう訂正加筆が必要なくなったときが、現時点での最良のプランニングになります。自分の楽しい未来のことを考えるわけですから、苦労はなにひとつないはずです。今、あなたが何歳でも、同じことが言えますのでご安心ください。今、「LIFE SHIFT 人生100年時代」と世間で言われていますが、考え方のベースは一緒です。しかし、ここで、絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、「人間は、ひとりでは生きていけない」という真実です。仙人のような境地に達しているのであれば別ですが 。

気の置けない人といること

先ほどのように、「人間は、ひとりでは生きていけない」という真実があります。経済的生産・消費とか、医療・介護とかそういう一般論ではありません。人間関係が希薄にならざるを得ない世の中で、人間の生活に絶対に必要なことの一つがあるのです。それが、「気の置けないひとがいること」なのです。もちろん、何人かいてもよいわけです。しかも、その人(人たち)とは適当な距離感が大切で、毎日ベタベタいるのも考えものです。付かず離れずでもよいのです。ただ一緒にいると気分のよい人(人たち)がいることが必要なわけです。気分がよいということは、心身の健康にもよいのです。しかし、この「幸せ感」は、中々普段は気づかないものです。空気と一緒です。したがって、今すぐやるべきことは、「よい気分になる人は誰なのか?」を紙に書き出すことです。一方、大事なのは「イヤだと感じる人とは接触しないこと」です。選別しなければいけません。逆に、わがままばかりしていると、同様に、相手は去っていってしまいます。「自分がして欲しくないことは、決して相手にもしない」が大鉄則です(自己反省)。因みに、「先に奥様が亡くなると、直ぐにご主人が亡くなる」という話を耳にしますが、それはそういうことなのか?それとも、男性特有の性なのか? しかしながら、逆の場合は長生きするそうですが 。

これまでの自分が試される

自分自身の「気の置けないひと」の選別が終わり、現在、音信不通なら、積極的にこちらから連絡を取って会いに行きましょう。丁重に断られたら、それはそれで縁がなかっただけです。気にする必要は全くありません。しかし、残念な結果がつづくという人がいるのもまた事実です。お気づきのように、サラリーマン時代や自営業時代に「徳がない、理不尽、わがまま、あるいは出世するために人を踏み台にしてきた」とかその類です。これは、言わずもがなで、結局、人生の後半戦で惨めになっていくことが多く見受けられます。しかし、意外とそういう人の中でも、一部「家族を大事にしている」傾向が見受けられます。最初から、気の置けない人は「家族だけ」と決めているからでしょう。それは、それでよいと思います。しかし、家族がいない、あるいはいても見放されていたら、状況は深刻です。今、あなたには「気の置けない人」がいますか?そのお相手も、あなたのことをそう思っていますか?その人とは、普段も会っていますか?今すぐ、自問自答してみましょう。

次回予告
「Live the way you love」=「好きなことをして暮らす」5つの条件
(4)夢中になれる趣味があること
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す