経営資源のヒト・カネ・モノ・情報をいかに有効活用するかが、経営をしていく上で重要です。
その基盤を支えているのがITと言っても過言ではありません。
全社とまでは言いませんが、今まで日本は先代の尽力や努力があり、その貯金でIT化しなくても何とか生き残ってこれました。
しかし、世界2位まで上り詰めたGDPは中国に抜かれ、さらに2023年にドイツに抜かれ、早ければ来年にはインドに抜かれるのではないかと言われています。
もちろん少子高齢化の影響を含め、経済・経営以外の要素が多くありますが、バブル期に言われていた”ジャパン・アズ・ナンバーワン”は35年近く前の話になります。
そして日本はIT化が遅れている国の一つです。
世界一を誇っていた物流はIT化の遅れにより、中国に抜かれました。
しかし、うれしいニュースもあります。
若者のITリテラシーは日本はトップクラスです。
では、なぜ日本はIT化が遅れたのか?
様々な要因がありますが、一つは「既存のやり方に固執」があります。
つまり変化から避けてきたことが積み重なって、IT後進国になったことは否めません。
IT化を進めたいんだけど・・・忙しくて・・・難しくて・・・何のメリットがあるの?
そのような経営者様も多いと思います。
私のこれまでの投稿にも記載させていただいた論点ですが、物事は基礎8割、シンプルイズベストですべてうまくいきます。
自然の道理に従ってことを進めれば、IT化であっても上手くいきます。
大切なのはこの考え方と「変化を恐れず、1歩を踏み出すこと」だと思います。
このこびりついた考え方を払拭しない限り、いくら素晴らしいITベンダーやITコンサルタントが存在してもIT化は上手くいきません。
能力ではなくマインドが重要です。
次回は、実はIT企業で「お前使えない」と言われ、ITが超絶に苦手だった山﨑だからこそ伝えられる正しいIT化について投稿いたします。