【経営:全体編】経営戦略の作り方(エグゼクティブサマリーの作成 その2)

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ビジネス・マーケティング
今日はエグゼクティブサマリーについてもう少し具体的な書き方を記載します。
今回画像を掲載したのでそちらを参考にしてください。
※見にくくて申し訳ございません💦

※こちらは、カリスマ社長とパートナー2,3名の造園業の企業様で、大型案件を受注して売上を拡大したいが、その時点ではその案件をこなせる体制でないという状況であり、さらなる会社の成長戦略を構築したい。という要望をいただいた企業様です。

1.まず真ん中のあるべき姿(目標)を作ります。
 ・定性・定量の両面を記載します。
 ・この時点では、大まかな目標でいいです。

2.あるべき姿(目標)を実現するための環境を整理します。
 ・外部環境分析については、「RESAS 」「e-stat」「業界動向サーチ」「地図からマーケット検索(商圏分析) - いつもNAVI ラボ」などの無料のサイトを利用するレベルで大丈夫です。

 ・内部環境分析については、自社の得意分野や苦手分野を整理してみてください

3.あるべき姿を支える戦略
 ・これは抽象度が高いため非常に難しく、MBAホルダーか経験を積んでいる経営コンサルタントでないと難しいかもしれません。

 ・今回のケースは、カリスマ社長の造園技術は高く、その延長線上で受注をもらっていたが、一人ではこなせない大型案件を受注したい。

 ・そのためには、従業員を募集して、組織を強固にしていく

 ・従業員募集にしても、様々な顧客から大型案件を受注するにしても、知名度(ブランド力)が必要だよねということになり

 ・ブランディング戦略を頭に持ってきました。

 ・そして人材が集まり、組織が強固になっていけば、大型案件を受注できるようになり、さらに知名度UP+履歴獲得にて人材や技術開発に投資が回せる、そして新たに人材が集まって・・・っていうストーリーラインを提案しました。
※先に人材や技術開発に投資(先行投資)する必要があるため、資金が必要になるということで、予実管理などの経営管理や収支シミュレーションが必要だよねとなります。

※よく、収支シミュレーションなどの経営管理からどうにかしようと、手段と目的を逆にして失敗するケースがあります。

効果はこのように具体的な戦略ビジョンが見えてくると何をしなければならないか、もしくは従業員から見て自社の未来やビジョンが見えてきて安心感やワクワク感を与えることが可能です。

ぜひぜひこんな感じで作成してみてください。

次回は、市場環境をリサーチについていろいろな無料ツールを紹介していきたいと思います。
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