「心理と福祉の相談室ひびき」,心理士のひびきです。
不登校のお子さんの親御さんからの相談があります。
お子さん自身に「どうしたい?」と訊くと「わからない」と返事をされるお子さんも多いです。
親御さんからすると「想定していた我が子の成長ではない」ことへの戸惑いや世間体など、さまざまな不安や葛藤があります。
一方、お子さん自身は「何だかわからない」漠然としたものに包まれている子もいます。
このような時には、無理に何かをさせようとせずに、お子さん自身の言葉で気持ちの表現ができるように待つのがよいですね。
しかし、これには時間がかかります。
現実的なことをいうと、その間、何もしないのは将来的に負担がかかり、不利益です。
このような時には、お子さんの負担にならない範囲で将来を見据えたことに取り組めるといいですね。
例えば、気ままにプログラミングを学ぶ、本を読む、体力をつける・・・何でもよいのです。
将来、お子さん自身がどう生きていくかを決めるのはお子さん本人です。
大人は、選択肢のある道標を示し、いつか時が来た時に、お子さん自身が選択できる力がつけられるようにするのが役割になります。
そのためにも、いつもブログでお話ししていますが、親御さん自身が楽しむ時間を持つこと、さまざまな体験や話題に触れることをしておきましょう。
今日はこのへんで。
では、また。
個別のご相談をお受けしています。
予定の営業日時外でもご対応可能な場合があります。
見積もりよりお問い合わせください👇