「ブラック」ルールを生きる

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コラム
「心理と福祉の相談室ひびき」,心理士のひびきです。

今日はタイトルが大袈裟ですが「これは必要なの?」というルールのことについてお話しします。

私たちは生活の中の規律のために「ルール(規則)」を設けます。
しかし、その意味を理解している人はほぼおらず、決まっていることを「守ている」か「守れていないか」だけで判断している人がほとんどです。

身近な最悪例は、中学校・高等学校の教員です。
校則の取り締まりはできても、なぜそれが必要なことであるか、合理的に説明できる人と出会ったことがありません。

しかしながら、集団生活の中では理不尽さがあったとしても「ルール」があることで統制がはかれ、身の安全を守ることができることもあります。

これは、理不尽さを経験することで危機的状況下の際に、個人の感情よりも優先されるべき行動が取れるようにするための訓練の一貫でもあったりします。

自衛隊員や警察官・消防団員などの訓練に取り入れられています。

さて、このようなことが思春期の子どもたちや企業で必要でしょうか?

全てを否定するわけではありませんが「考える」「疑問」を持てる力がある人ほど、苦しむ環境になります。

もし、ご自身やお子さまの置かれている環境が、そのような場であり、改革の話し合いができない(望めない)ようであれば、その世界に身を置き続けることがどれだけメリットがあるのか?を考えてみましょう。

もしかしたら、その先に手に入れたい世界があるかもしれません。
もしかしたら、まだ他の世界を知らないだけかもしれません。

あなたが知っている世界が全てではない。
そのことを知っておいてくださいね。

では、また。


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