技術士建設部門 鋼構造及びコンクリート Ⅱ-2 構造物の劣化箇所の補修補強工事 要点
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こんにちは、PE-SUZUKIです。
今回は構造物の劣化箇所の補修補強工事に関する記述の要点と注意点について、特に補修工事そのものについてのポイントを示してみたいと思います。
大切なのは、難しいことをアピールするのではなく、当たり前と思われることも含めて伝わるように記述することです。第三者にわかりやすく技術的な説明をできることは、技術士の大切な能力の一つです。感覚としては新入社員に説明するような感じです。
補修補強工事は周辺の既設構造物が障害になることや、供用下で行われることが多く、どうしても工事の条件が厳しくなりがちです。したがって、技術的な内容以前に施工そのものがいろいろな課題を含んでいます。それは、安全の確保、機能を保持すること、工程の確保さらに品質の確保などが挙げられます。これらの課題をきちんと整理し伝えられれば十分アピールできる論文が作れます。
出題の形式としては「補修補強個所を特定し、補修方法と設計施工の留意点を示せ。」という形になると考えられます。順番に考えていきます。
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