技術士建設部門 鋼構造及びコンクリート Ⅱ-2 鋼構造物の点検 要点・留意点
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1人が購入しています こんにちは、PE-SUZUKIです。
今回はⅡ-2の出題について、令和5年度の以下の出題を事例として考えてみます。
「老朽化した地上構造物の健全性を評価するに当たり、点検困難部の損傷程度を推定することになった。ここで、点検困難部とは、接近し肉眼で点検できない狭隘部(足場を設置すれば損傷を直接目視できるなど容易に点検できる箇所や部材を除く)や直接目視では損傷を点検できない密閉部、表面被覆された部材などの不可視部をいう。この業務を担当責任者として進めるに当たり、下記の内容について記述せよ。
(1)点検困難部の具体的事例と推定される損傷を挙げ、その損傷程度を推定し、地上構造物の健全性を評価するために調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ
(2)業務を進める手順を列挙して、それぞれの項目ごとに留意すべき点、工夫を要する点を述べよ
(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方法について述べよ」
構造物の健全性評価は今後の社会資本維持に欠かせない重要な課題です。出題の文言は変わっても必ず何らかの形で出題されると思っていいでしょう。
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