【不登校中期(心のエネルギー充電中)】
続いて、不登校中期についてお話をしていきます!
不登校中期は「ここが最も子どもと親が苦しい」と思う段階だと思います。
■昼夜逆転
■ゲームに没頭
■部屋から全くでない
■子どもからの暴言や暴力、自傷行為
■うつ病などの精神疾患や起立性調節障害などの発現
■生活バランスの崩壊(ご飯を食べない・風呂に入らない)
学校に行けない自分を、自分で子どもは責めるようになります。
そのネガティブな感情に親も巻き込まれてしまうのです。
「親も子供のネガティブな感情に引きずられ、苦しくなり
行動することが億劫になる」なんてことも起こります。
学校の先生が、子どもを見放し始めるのもこの時期が最も多いです。
この期間が最も長く続くと個人的には思います。
子ども自身が自分の心と向き合う時期でもあるからです。
ゲームをやりながら
「このままでいいのかな・・・?」
「やっぱり学校に行った方がいいのかな・・・?」
など悶々と考え始めます。
ただ、自分の中で整理をすることしかできず、
他者に共有するまでには至らないことが殆どです。
この時期は、ほんの数週間で終わることもあれば、
数年単位かかることもあり、子どもの気質や特性によって
かなりのばらつきがあります。
【親として何ができるか?②】
親としての無力感や悲しみが一気に押し寄せてくる、
負の感情が爆発しやすく、心が決壊してしまう時期でもあります。
ここではお子さんに寄り添いながら、学校のことはいったん隅において、
子どもとどう向き合うべきか再度考えることが必要です。
■子どもを産んだ時のご自身の気持ちはどうだったか?
■将来子どもがどのように育ってほしいのか?
■笑顔で暮らしてくれればそれでいいのか?苦労をより知ってほしいのか?
など、一度子どものとの向き合い方をご自身で整理をしてみてください。
また、1人で考えすぎると本当に心が壊れてしまいます。
そんな時には、不登校の親の会など直に不登校の当事者や経験者である、
親に会って自分の気持ちを吐き出しながら、様々な経験を聞いておくことも大切です。
「不登校との向き合い方は家庭それぞれ、学校に登校することだけがゴールじゃない」と直に体験できると思います。
親の気持ちにすこしゆとりを持っておく。
これだけで子どもの反応も変わってきますよ。
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