◎勉強◎「底辺」から「トップ」に変わる方法とは?

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 学校の成績を「底辺」から「トップ」に変える方法はある!?

 今回は、私が大学4年生のときに各学科・各学年成績上位者2名に与えられる「在学特待生」に選出された学業経験をお話させていただきます。
 小学生・中学生・高校生・高専生・大学生の皆様、以下の長々とした文章から、ぜひ自分なりに答えを読み取ってもらえれば嬉しい限りです。

① 大学入学前は...
 一般入試を受験するも、前期試験では不合格。後期試験で逆転合格を果たしますが、前期入学試験における成績上位者「入試特待生」も数多くおり、大学入学時は周囲と大差をつけられている状況からのスタートです。数学系の学科に進学しました。

② 大学1年生のときは...
 一番最初の定期試験では、全科目平均点以下。大学の講義にもついていけなくなり、自主学習を怠る状況に。その後の定期試験も、中途半端に終わることが殆ど。単位取得は辛うじてできたものの、周囲とは大差をつけられたまま年度を終えます。

➂ 大学2年生のときは...
 前期・後期とで大きく状況が一変します。 

[前期]
 専門科目のレベルが上がり、内容についていけません。
自主学習もせず、テスト勉強や課題は、直前に慌てて取り組んでいた程度。
全科目、単位取得こそは何とかできたものの、周囲が高得点を達成して喜ぶ姿を見る場面が多く、中途半端な自分自身への悔しさを覚えました。この悔しさをきっかけに、[後期]からついに目覚め始めます。

[後期]
 〇 講義を受けた直後、必ず学内で完璧に問題が解けるようにする。
 〇 課題は、出題されたその日のうちに学内で仕上げる。ただ完成させるだけでなく、白紙の状態から何も見ずに完璧に解答できるようにする。
 〇 各科目ともに講義を受ける前日は、必ず前回の内容の問題演習を全問正解できるまで復習する。得意科目は予習も必ずする。

 この3点を、大学3年生にかけて毎日、徹底させます。
使用する教材は、教科書・プリントのみ。天才と呼ばれる頭脳はありませんが、自分にできることを徹底させる決意をします。
 1か月続けると、結果も大きく表れてきます。学習内容の理解度・定着度が見違えるほどにまで大きく改善します。定期試験では90点以上を取る科目も増え始め、大学入学以降初となる満点を達成できた科目も。課題の得点も学年トップレベルへと急成長しました。試験期間は余裕をもった状態で臨み、単位取得はもちろん、内容・成績もこれまでとは打って変わって、かなり充実させたものへと変化させました。
 この経験の積み重ねが、翌年度の快進撃へと大きくつながります。

④ 大学3年生のときは...
 ここが本編です!
大学2年生の[後期]のときと同様、年間通して
〇 講義を受けた直後、必ず学内で完璧に問題が解けるようにする。
〇 課題の問題は、出題されたその日のうちに学内で仕上げる。ただ完成させるだけでなく、白紙の状態から何も見ずに完璧に解答できるようにする。
〇 各科目ともに講義を受ける前日は、必ず前回の内容の問題演習を全問正解できるまで復習する。得意科目は予習も必ずする。

 この3点を毎日徹底的に行います。特別に難しい教材は使用せず、教科書・プリントの学習。
 学習内容のレベルがさらにアップし、周囲は「入試特待生」も多く含め、脱落する人が次々に増えていきますが、動じることはありません。
 理解するまでに時間がかかることも多いですが、途中で諦めるという誘惑に絶対負けず、最後まで粘り強くやり遂げ、定期試験本番への準備を盤石なものへと完成できました。
 定期試験では、全科目単位取得はもちろん、受講した全科目の9割で90点以上を達成。残りの1割も全て80点以上でした。

◎ 得意分野である解析学の科目は全て95点以上。100点満点の科目も複数あります。
◎ 毎年、半数以上の学生が単位を落とす幾何学。単位取得がかなり厳しいという印象が強く、周囲は次々と単位を落とします。
 私の結果は、幾何学の全科目で堂々たる90点以上。「飛び級」で大学院に進学した先輩でも、辛うじて単位取得できたとの話を聞きました。私の主専門分野ではありませんが、大学時代に最も印象に残った科目です。

 全科目を通じて、小学校1年生以来、ダントツの過去最高の学業成績・内容を修めた一年間でした。

⑤ 大学4年生のときは...
 講義はなく、卒業研究の日々でしたが、学内外の教授でも滅多に知られていないテーマを論文にまとめることに成功させました。少なくとも、学内では過去に誰も実現させていないことです。
 前年度の成績は、上位3分の1であると確信しますが、それを上回るできことが起こります。
私の誕生日だった日。家のポストに大学からの郵便物が届き、中身を開けてみると「在学特待生通知書」が!今までで一番嬉しい誕生日プレゼント。家族からも「親孝行だ」と喜んでもらえたことを思い出します。

 大学入学当初、自分には決して無理だろうと思っていたことが、実現していたのです。
 特別なことをする必要はないのです。当たり前のこと、基礎基本を徹底させること。
 小さなこと・簡単なことからでも良いのです。天才的な頭脳が無くとも、1つ1つの小さなことの積み重ねは、必ず強豪を撃破する力に変えられる。
 みなさんも可能性は無限大にあると思います。勉強もスポーツと同じ。小さなこと・簡単なこと、自分にできることからでも良いので、毎日ぜひ続けてみてください。
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