480,000,000円(1契約)の契約を取った【飛び込み営業】の男の話-13

記事
小説
f12b5b951bc8fff6cd285995c5d03c1d_t.jpeg
480,000,000円(1契約)の契約を取った【飛び込み営業】の男の話-13

そして、
さっそく小太郎は、会社に帰って、案件成立!として報告して、
建築部にCADで設計図や積算を依頼した。

本来なら、
夕方、帰社したので、設計・積算 依頼は、
次の日以降と後回しになるのだが、

そこは、日ごろの行い!

日頃から手なずけておいたので、建築部の加藤ちゃんは、
嫌がらず、あの土地に入る限りの、賃貸物件を描き始めた!
・・・・
そしてそして、待つ。
・・・・

・「できましたー!」と、建築部の加藤ちゃんの手が、
最後のエンターキーを押した!


■なんと!
加藤ちゃんは、82戸の部屋が入る4棟建ての大マンションを書き上げた!

【積算-総合計金額】
480,000,000円!


いまだかつて、小太郎の支店では、扱ったことのないような
超-大型物件であり、金額である!

●時刻は、夜の10時を回っていた。・・・

小太郎:ありがとう加藤ちゃん!

慰労を込めて、加藤ちゃんを、行きつけの、
『おでん、のぶちゃん』に誘った。

そこは、小太郎の胃袋を満足させてくれる、裏メニューに
 “ スペシャル野菜ラーメン“ がある所だ。小太郎のパワーの源である。

ramen_moyashi.png
加藤ちゃんと、わいわい。食った。飲んだ。

注)小太郎は、次の作戦があるので、ノンアルコールを、飲み上げた!

加藤ちゃん:小太郎さん、
すっごいの見つけてきたですね!

小太郎:まあね!

加藤ちゃん:ひょっとして、ひょっとして、万が一、万が一!
契約取れたら、・・・

ハンパない報奨金で、いったい何を買いたいですか?

小太郎:・・・・・・・B.L.A.、

●小太郎は、以前から、もしも、この仕事で成功したら、
ほしいものが3つあったが、

万が一、万が一、
この契約が取れたら、その3つの欲しいものが、

・「一気に買える!!!」

そう思うと、なんか?ワクワクしてきた!

が、


■実は、
その時から、天国と地獄を行ったり来たりするような、
凄まじい 営業 と 交渉 に明け暮れする、
小太郎の “破天荒な日々”が、始まっていた。


つづく

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す