480,000,000円(1契約)の契約を取った【飛び込み営業】の男の話-5

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480,000,000円(1契約)の契約を取った【飛び込み営業】の男の話-5

■小太郎:「ところで、師匠!
なんで?そんなに気が狂ったように、失礼!
契約を取るのですか?」

・「愚問!」と思われて、返事してくれないかもしれないかも?と
思いながらも、
あえて、小太郎は、金次郎に聞いてみた。

■金次郎:「それは、お金になる。というよりも、契約を取る事-自体が、
“ 超-気持ち いい!” からです。」と答えた。

当たり前ではあるような?でも、摩訶不思議な答えが返ってきた。

・金次郎:小太郎課長!人間は、本当に、摩訶不思議、難攻不落な生き物とは
思いませんか?

このやっかいな人間という生き物を、
ある意味、「自由自在に操る。」

■もてる能力、(五感を研ぎすまして、コミュニケーション能力、ジェスチャー能力、ユーモアセンス、超意識センス・・・)あらゆるものをフル活用して→落とす。(契約をいただく)!

・今まで、お客さんが、何の興味もなかった商品に興味を持っていただいて、
良さが分かり、惚れ込んでもらって、「う~ん、欲しい!」と言っていただいて、買う。

そして、
「買ってよかった!ありがとう!」のご褒美がたまらないのです!

契約金額も、通常価格ではなく、より商品を厳選して、
より高い価格で落ちた時 や 

周囲の営業マンが、
「あれは、絶対無理!」とか、言われた案件を
落とした時などは、シビレます!

そのうえに、おまけ(お金)がついてくる!
やめられますか?小太郎さん!

モルヒネの何十倍の快感です!もはや営業中毒ですね。
・「はっはっはっはっはーーー!」と、

金次郎は、カン高く、やや異様な感じで
「雄たけび」とも言えそうな感じで笑った。

■営業の醍醐味とも言われているが、
スポーツで言うところの【ゾーン領域】で、
「内因性カンナビノイド」が放出しまくって、

・「ランニングハイ」ならぬ・「営業ハイ」 状態に、
達するのではないか?と推測された。

小太郎:なるほど、なるほど、もはや芸術の領域⁉
「楽しむ」レベルを通り越して、「快感」、そして「エクスタシー」の
感覚なのですね。

どっぴゅーーん!

あまり考えすぎると、変な方向に行ってしまいそうなので、
小太郎は、とりあえず頭の中だけでは理解した。

・「あとは、【体験】するのみだ!」と、
ふたたび現場へと向かった!

つづく

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