あのな、世の中で一番やっかいなんは「目立ったときに飛んでくる謎のレーザー」やと思うんよ。
ほら、みんなに囲まれてワイワイしてるとき、あるやん?
「なんやあいつ、えらい目立っとるな」っていう、あの独特の空気。
あれ、妬んでるってほどじゃないねん。
でも「目立ってること自体が気に食わん」みたいな、なんとも説明しづらい視線。
例えるならな、蚊取り線香の煙がスーッと流れてきて、気づいたら体にまとわりついてる感じや。
こっちは別に何もしてへんのに、妙〜な周波数が飛んでくる。
ワイなんか、あの視線を勝手に「レーザー」って呼んでるんよ。
だってな、ほんまに照射されてるみたいやねん。
ピカーッ!て目に見えん光線が飛んできて、背中にチリチリ当たる感覚あるやろ?
あれな、絶対あるって。
しかもやで、そのレーザー飛ばしてる側に悪意の自覚があるかっていうと、微妙やねん。
「別に妬んでるわけやないねんけどなぁ〜」とか言いながら、こっちをチラチラ見てんねん。
ほんで心の中で「なんかムカつく」って勝手にスイッチ入っとる。
当の目立ってる本人?
ぜんっぜん気にしてへん。
むしろ「え?オレ?なんかあった?」ってキョトン顔。
それがまたレーザー放射量を増幅させるんよな(笑)。
ほんで周りが勝手に盛り上がる。
・勝手に燃えて「なんであいつばっかり」ってイライラしたり、
・勝手に消えそうになって「私なんて…」って自己憐憫に沈んだり、
・時には足引っ張ってきたり、邪魔してきたり、悪口ふれまわしたり。
なあ、これ、冷静に考えたらだいぶ滑稽やで?
「人が楽しそうにしてる」ただそれだけで、レーザー発射準備完了。
しかも本人は、まったく気づいてへん。
無防備な笑顔で「楽しいな〜」ってしゃべってる。
……こうして出来上がるんよな。
「目立つ者 VS 勝手にレーザー照射部隊」という奇妙な構図が。
そもそもやな──あの「レーザー」って、何が正体なんやろ?
「妬み」? まあ近いんやけど、どうもそれだけやない。
もっとこう、ドロドロしたものとちゃうて、もっと雑で単純な反応なんよ。
一番近いのはな、「比較ゲームから降りられへん心」やと思う。
人間って、気づかんうちに「自分と他人」を天秤にかけてもうてるやろ?
「あいつよりマシ」「いや、ちょっと負けてる?」みたいに。
ほんで、天秤がちょっとでも傾いた瞬間に「チッ」て舌打ちレーザーが発射されるんや。
でもな、ここがおもろいとこでな──
その比較、別に誰も頼んでへんねん。
本人はただ楽しんでるだけ。
けど周囲が勝手に「うわ、負けた気する」ってスイッチ押す。
自爆型レーザーやな、これ。
しかも人によって反応はバラバラや。
ある人は「なんであいつだけ」って炎上モード。
ある人は「どうせ私なんか…」って消沈モード。
ほんでまた別の人は「足引っ張ったろ」って陰湿モード。
……いやいや、RPGの敵キャラか。状態異常の種類多すぎやろ。
これで一番の悲劇はな──やっかみレーザー飛ばす側は、ほんまに本人のこと嫌いなわけちゃうねん。
むしろ「悪い人ちゃうのは分かってるねんけど、なんか気に食わん」ってレベルや。
これがややこしい。
堂々と「アイツ嫌いや!」って言ってる方がまだマシやで?
「嫌いやないけど気に入らん」っていう曖昧さが、一番処理しづらいんよな。
ほんで結局、「自分で勝手に比べて、勝手に負けた気分になって、勝手にイライラしてる」だけ。
いや〜、人間ってめんどくさい生き物やな(笑)。
考えてみたらおかしい話やで。
目立ってる本人はただそこにおるだけや。
別に「みんな見てや〜!」ってスポットライト浴びたがってるわけちゃうのに、勝手に集まった人が「アイツ目立ってる!」って騒ぎ出す。
ほんで空気がザワザワし始めて、最後にはレーザー照射大会。
これ、冷静に見たらコントやん?
お笑いのネタにしても成立するレベルやで。
しかもレーザー飛ばしてる側、だいたい自分の顔に出てもうてるんよな。
「別に気にしてへんけど?」って顔しながら、目の奥でライトセーバー振り回してる。
あれがもう丸見えで笑えてまう。
ほんでそのエネルギー、使い道が間違ってる。
・「足引っ張ったろ!」って余計な妨害に走ったり
・「悪口ばらまいたろ!」って陰でこそこそしたり
・「なんやねんあいつ」って飲み会で長時間語ったり
いやいや、その熱量を自分の人生に回せや!って思わん?
自分の時間燃やしてまでレーザー発射するって、効率悪すぎやで。
で、ここに人間の矛盾があるんよな。
「存在してるだけで不快」って、どんな理屈やねん。
目立ってる本人からしたら「え、オレなんかしたっけ?」やで。
ただ楽しそうに笑っただけで罪になるって、もう新しい宗教レベルやな。
しかもこのレーザー現象、避けられへんのよ。
どんなコミュニティでも発生する。
学校でも、職場でも、趣味のサークルでも。
「ちょっと目立ったら撃たれる」っていう人間社会あるあるや。
ほんで困るんは、撃たれてる本人は気づかんことが多いんよな。
「え、なんか空気悪い?」って後から気づくパターン。
これまたシュールで笑えるんよ。
ほな結局どうすんねん?って話やな。
レーザー飛んでくるのはもう自然現象みたいなもんや。
台風や花粉みたいに、シーズンになったら勝手に発生する。
せやから、「完全にゼロにする」は無理筋やで。
ただな、対処はシンプルや。
距離を取る。以上!
害がなければ、ほんまこれでええんよ。
「あ〜またレーザー飛んできとるな」くらいで、スルー。
実際、照射しとる本人も、自分で燃えて自分で消えていくからな。
いちいちこっちが対応するだけ時間の無駄や。
これ、デール・カーネギーも言うとったやろ?
犬に吠えられたら、いちいち吠え返すんやなく、避けたらええって。
……たぶんもうちょっと上品な言い方やったけど(笑)。
で、もし害がある場合や。
足引っ張られたり、悪口で仕事に支障出たりするなら──
そのときは容赦したらあかん。
「そこまでや」ってきっぱり線引きする。
相手が勝手に抱えてる劣等感まで背負ってやる必要はないんよ。
ほんで最後に声を大にして言いたいんはな、
「目立つんは悪やない」ってことや。
むしろ「目立つの嫌やから…」って自分を小さくしすぎる方がリスクやで。
社会でも仕事でも、人と関わる限り「やっかみレーザー」はセットでついてくるんや。
せやから「撃たれるのは当然。そのうえでどう動くか」って考えた方が健全やな。
まとめると──
害なきレーザーはスルー。
害あるレーザーは容赦せん。
そもそも目立つこと自体は罪ちゃう。
これでええやろ。
最後にオチとして一言。
次にみんなに囲まれて注目浴びたら、ニッコリ笑顔でこう言うたったらええ。
──「あ、今レーザー飛んできてるやろ?ワイ、ちゃんと防御フィールド貼ってるから効かんで!」ってな(笑)。
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