【偏差値50台公立高校→世界トップスクール④】暗記のワナ…ある大事なことを忘れていませんか?

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あなたは何か学習をする上で、このような思いになったことはありませんか?

・この暗記法を使えば、一夜漬けでも大丈夫。明日のテストまでに全部覚えきれるはず
・この暗記テクニックを使えば、すぐに成績が上がるはず
・とりあえず公式を暗記した方が早い
・暗記法をマスターすれば、…

テストのために勉強していたり、資格試験のために勉強していたり、そのような場面で、暗記に走ったり、上のような気持ちを味わった経験がある方はかなりいると思います。

それで頑張ってやったら何とか赤点免れたり、ギリギリ平均点を上回っていたり、案外点数取れてしまったりなどうまくいったケースもあれば、ただ一夜漬けしただけで中々思う結果に至らなかったケースもあるでしょう。

しかし、いろいろなところで語られている暗記法ですが…

もちろん状況別で有効的に使えているのであれば、とても便利で効果的なものです。あなたの人生の、ありとあらゆる場面で助けてくれます。

しかし、結構ありがちなワナとして、「暗記さえすれば…」と学習の全てを暗記頼みになってしまうケース。これはとても危険な状態です。

◾️まずその大きな理由の一つは、前のブログ記事でもお伝えした通り、「脳にとっての情報の重要性」です。

ただ暗記する時の状態は、脳に情報を送っているだけです。

もしあなたの脳にとって重要な情報と判断されれば、その情報は記憶に残りやすくなります。

しかしその反面、情報が脳にとって重要でなかった時、その情報はザルをすり抜けるように、流れていってしまいます。

だから、何回も単語を唱えたり、ノートを見返したり、マーカーを使って印を残したり、ノート作成を何回もして、短期記憶から長期記憶に移行させるように努力するのですが、それだと効率的ではありません。

そしてたとえその場で覚えたとしても、必要なくなったら忘れてしまいます。

人生という貴重な時間を費やして頑張ったのに、それでは勿体無いです。

◾️そして二つ目の大きな理由が、暗記に囚われてしまっているせいで、本来の学習の目的・大事なことを忘れてしまっている、です。これがこの記事の主題でもあります。

本来の学習の目的・大事なこととは何だと思いますか?

それは、あなたが生きていく上で、目標を達成していく上で必要な、あなたの血肉となる、知識と知恵を習得していくこと、です。

知識や知恵は、あなたの人生の中で活用したり、やりたいことを成し遂げたり、様々な場面で必要なものです。

暗記法だけだと、せっかく取り入れた情報もテストや受験が終われば、ザルのように流れていってしまい、知識にはなりません。

知識や知恵が身についていると、いつでもその情報を頭から引っ張り出してくることができ、応用も聞きます。

それができてしまえば、例えば必死に数学の参考書の問題一つ一つの解法を覚えなくても、問題が出てきた時に対処でき、自分で答えを導くことができます。

歴史などに関しても、ただ事象の専門用語や年号を覚えるだけでなく、その背景に何があったのか、などのストーリーを知ってしまえば、いつでもそのことを語ることができます。

それだけでなく、その情報を日常生活にも応用できます。

それが知識・知恵の強みです。

暗記をするあまり、その大事なことを忘れてしまっていませんか?
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