好きな人とデートすることになった。
食事にお誘いして二人きりの状況を作りだした。
さて、あなたはここからどのようにしてお相手との距離を縮めていきますか?
苦労して好きな人と二人きりで会話する機会を作っても、そこで当たり障りのない会話をしているようではお相手に「また会いたい」と思わせることはできません。
1回目のデート(もしくは食事など)で結果を残さなければ、2回目は訪れません。
可愛い子やカッコいい人、素敵な人ほど忙しく、多くのお誘いを受けているので、チャンスは一度きりだと思いましょう。
その一度のチャンスでどんな会話をするかが、今後のお二人の恋愛にとって非常に重要なものとなっていきます。
ということで今回は、「大好きなお相手と一気に距離を縮め、相手にとって特別な存在になる会話術」をご紹介します。
◤会話で意識すべきこと◢
意中の人と会話をする時に意識すべきことは、何だと思いますか?
みなさん、好きな人と会話をする時にどんなことを意識しているか思い出してみてください。
✅面白い話で楽しませて笑わせるようにする
✅沈黙を作らないようにする
✅頼りがいのある男と思われるように知識をアピールする(男性)
✅気が利く女性と思われるように、さりげない気づかいをする(女性)
✅情報を引き出すような質問をする
男女問わず、だいたいの人は頑張ってこれをやりがちです。
この会話自体は悪くないのですが、ただ会話を続けたり、なんとか相手を楽しませようと頑張ってるだけでは、ある意味自己満足。
お相手が「また会いたい」と心に響くような会話にはなりにくいです。
このような会話を意識しているだけでは、おそらく2回目のデートに繋げられる人は少ないと思います。
意中の人と初めて二人きりになるチャンスが到来した場合、意識すべきは
いかにお相手に「特別な人」だと思ってもらうか
ということだけです。
もしこれを意識して普段から会話できている人がいるのであれば、たぶん相当モテる人。
なぜなら、意中の人の周りの他の異性はそこまで考えて会話していないので、圧倒的差別化を図ることができるからです。
ただ、先ほどの例のように、ただ会話を続けたり、なんとか相手を楽しませようと頑張ることがダメだということを言っているのではなく、「それだけ」になっていることがダメということ。
女の子(もしくは意中の男性)とデート中に面白い漫才や落語などで相手を思いっきり笑わせ続けたところで、相手を落とせるかといったらNoですよね。
相手を楽しませるというのはあくまでベースであって、それだけでは相手との恋愛的な距離は縮まりません。
つまり、今回紹介するテクニックを使いこなせるようになることで、なんとなく話せるようになった段階から、一気に距離を縮めて『特別な存在』になることができるというわけです。
もう恋愛で失敗することが限りなく少なくなることと思います。
◤一気に距離を縮めたいなら秘密を共有しよう◢
結論から言います。
相手にとって特別な存在になるためには、「誰にも言っていない秘密」を共有しましょう。
なぜ「誰にも言っていない秘密」を共有すると良いかというと、秘密を共有することで相手に「私たちは心を許せるし信頼できる関係なんだ」と思ってもらうことができるためです。
なぜ秘密を共有すると信頼が生まれるのか。
それは、「認知的不協和の解消」という心理が働くからです。
「認知的不協和の解消」というのは、自分の考えと行動が矛盾しているときに、脳がその矛盾を解決しようとする心理現象のこと。
普通は、「まだ誰にも言っていない秘密」というのは、心を許した信頼した相手としか共有しないですよね。
でも、まだそういう関係になる前の段階で上手く話を引き出して、「まだ誰にも言っていない秘密」をお互いに共有すると、
「人には言ってない秘密」を共有してるのだから、私たちは心を許せる信頼できる関係なんだ
と潜在意識が勝手に錯覚して思い込むようになります。
だから、距離を縮めたい相手に対しては、「誰にも言っていない秘密」を共有するといいんです。
これは心理学の実験でも、科学的に証明されています。
バージニア大学の研究で、まず男女のペアをたくさん集めて2種類のグループに分けてみんなにトランプで遊んでもらいました。
トランプは、どのグループのペアも全員、ゲーム中はテーブルの下で相手と足を絡ませたり、カップル同士がやるような親密なボディタッチをしながら行うというもの。(かなりハレンチなトランプですね)
ただし、2種類に分けたグループのうち片方のグループ(Aグループ)は、2人がイチャイチャしながらトランプをしていることを周りのグループに公表します。
そしてもう片方のグループ(Bグループ)は、イチャイチャしながらトランプをしていることを周りのグループに内緒にします。
その結果どうなったかというと、
イチャイチャしていることを内緒にしながらゲームをした方(Bグループ)の方が、ペアの相手に対しての評価が高く異性としての魅力を感じるようになりました。
つまり、「誰にも言ってない秘密」を共有した状況を意図的に作ると、好感度と異性としての魅力度が上がるということです。
だから、「誰にも言っていない秘密」を共有すると、一気に恋愛的な距離が縮まるということなんです。
◤簡単に秘密を共有する会話術◢
ここまで読んで、「それで、どういう秘密を共有すればいいの?」と思っている人が多いのではないかと思います。
確かに、「誰にも言っていない秘密」と言われても、それが何なのかわからなですよね。
ですので、これから《おすすめの秘密》をご紹介します。
最も簡単に使えるのが、「過去の恋愛経験を深堀した話」です。
なぜだと思いますか?
片想いを含めると、過去に恋愛をしてこなかった人はきっと皆無だと思います。ですので、誰でも何かしらの「恋愛に関する話題」は持っているはずです。
意中のお相手も、「誰と付き合って誰と別れた」程度であれば友達に話しているかもしれませんが、その程度の話ですら、そこまで多くの人に話すことはないですよね。
そして、さらにここから深掘りした話となると、おそらく本当に信頼した人にしか話さないと思います。
そしてさらに言うと、異性に対してそのような話をすることはほぼないですよね。
過去の恋愛を深堀した話って確かにそんなにペラペラしゃべるものでもないし、どっちかっていうと「秘密」に分類される話だと思います。
その証拠に、あなた自身も恋愛の深い話をするお相手は、同性の親友に対してくらいだと思います。
というくらい、実はこの「過去の恋愛経験を深堀した話」というのは意外と人に話さない内容なのです。
つまり、この「過去の恋愛経験を深堀した話」という限りなく人に話さないような話というのは、意中のお相手にとって「誰にも言っていない秘密」に分類されるわけです。
まとめると、
「過去の恋愛経験を深堀した話」について話すだけで「誰にも言っていない秘密」を共有することになり、その結果相手が勝手に自分を異性として意識してくれるようになって一気に距離が縮まって「特別な存在」になる
というわけです。
これは、大好きな人とデートに発展した時に話題に困った場合でも使えますよね。
話題を振りつつ、自然と秘密を共有させ、「認知的不協和の解消」により異性としての魅力度を高めて距離が縮まる。
これだけで、相手にとって特別な存在になれる
つまり、意中のお相手から好意を持たれるようになります。
ただし、注意点として、ちゃんとお相手の様子を観察しながら話すこと。
人によっては過去の恋愛にトラウマがあって話をするのを極端に嫌がる人もいるため、無理やり話をさせようとするのは避けること。
ただ、本当にトラウマレベルではない限りは、ほとんどの人はある程度の恋愛話をしてくれるはずです。
もし話をほとんどしてくれなかったり、深掘りに対して嫌な顔をするようであれば、まだ最低限の必要な親密度が築けていない状態ということですので、過去の恋愛話を振る前に小さな自己開示を積み重ねるなどして、最低限の親密度を高めておくようにしましょう。
◤相手に話をさせる3ステップ◢
ちょっとしたポイントを抑えるだけで、お相手にたくさん話をさせるように誘導することができます。
その聞き方のポイントを3ステップに分けて説明します。
✅ステップ1 「浅い内容を聞く」
ステップ1は、まず「お相手に浅い内容を聞く」ということ。
以降は、男性側の会話例を出して説明していきます。
(女性の読者が自分に当てはめて考える時は、男女逆に見てください。)
話のどこかで、
👨:そういえば、最後に彼氏が居たのっていつなの?
という感じで聞きます。
そうすると、
👩:一年くらい前かな?
程度はほとんどの女性は言ってくれるでしょう。
そこで話が終わるようなら、
👨:そうなんだ。同級生?(同じ会社の人?)
のような当たり障りのない質問を少しずつ聞いていきます。
ちなみにこの段階で女性が
👩:一年くらい前かな?元カレが本当にクズで、浮気しまくって私の親友にまで手を出して・・・
のように勝手に話してくれるようなら、あとは追加質問で相手の深い話を聞き出すように誘導してあげるだけでOKです。
ただし、多くの人はまだこの時点では多くを語ろうとしないはずなので、次のステップに進みます。
✅ステップ2 「自己開示」
ステップ2では、「自分から少し深いところまで話す」という自己開示を行います。
👨:実はおれも1年前ぐらいに別れちゃってさ。結構キツイ別れ方しちゃったんだよね
のような感じで、相手が話した内容より深い自分の情報を開示していきます。
そうすると相手は食いついてくれると思うので、少しずつ自分の話を掘り下げて開示していきます。
ポイントは、「相手が話した内容より深い話を開示する」ということ。
これにより、返報性の原理が働いて「相手が話をしたんだから、自分も言わなきゃ」という心理状態になります。
ここまで心理誘導して、ステップ3に移行します。
✅ステップ3 「相手の深い内容を聞く」
このステップでは普通に、「○○さんは実際どうなの?」という感じで聞いてあげればOKです。
ステップ2の時点で返報性の原理が働いているので、ほぼ確実に話してくれるようになります。
ステップ1~3を見て、「それって当たり前だよね」と思う人もいるかもしれませんが、多くの人は、ステップ2をすっ飛ばして
ステップ1⇒ステップ3
の順に進んでしまいます。
これをやってしまうと、お相手は「取り調べを受けている」「根掘り葉掘りプライベートを聞いてきてめんどくさい」等となるので、絶対にステップ2を間に挟むようにしましょう。
ステップ2を挟むことで返報性の原理を働かせるというのも非常に大きな意味があります。
それは、『相手が自発的に話をするようになる』ということ。
ステップ2が抜け落ちてしまうと、質問に対して受け答えをしてくれていても、相手側からすれば「聞かれたから仕方なく話した」にすぎません。
でも、ステップ2で返報性の原理を働かせていると、聞いてもないようなことまで自発的に深掘りして話をするようになります。
この、「自発的に話をするようになる」という状態まで持っていけば、「根掘り葉掘りプライベートを聞いてきてめんどくさい」等といった感情にはならなくなるというわけです。
以上が相手に話をさせる3ステップになります。
◤潜在意識を活用した応用テクニック◢
実は、先ほど説明した3つのステップ以外に、もう一つ潜在意識を活用した応用テクニックがあります。
恋愛上級者ですらできていないテクニックですので、このテクニックを知れば相手との距離が倍速で縮まること間違いありません。
その裏ワザ的テクニックとは、「沈黙」です。
話をさせるために、「沈黙」をあえて作るという一見真逆のような手法です。
ステップ2で自分が話した後、わざと5秒くらいの「沈黙」を作ります。
自分が話をした後、敢えてこちらから沈黙を作ることでお相手が話をしてくれるように誘導します。
なぜお相手が話をしてくれるようになるかというと、人というのは「沈黙」を潜在意識下においてストレスのように感じるため、何か話をして沈黙を埋めなければと思ってしまうためです。
そうした沈黙を埋める時にお相手は何について話をするかというと、直前まで話していた話題について話をする確率が極めて高い。
なぜなら、それが一番楽だから。
話を展開して別の話をするよりも、直前まで話をしていた内容を深堀りする方が圧倒的にラクですよね。
で、直前まで話していた内容は何かというと、「過去の恋愛の深い話」でしたね。
しかも、返報性の法則も働いているので、ほぼ確実に「自分の過去の恋愛の深い話」をしてくれます。
しかも、「自発的に話をした」という既成事実も同時に作れるので、質問攻めの取調べ感がなくなるという側面もあります。
これは簡単なように見えて意外と難しかったりするので、慣れてきたらチャレンジしてみてくださいね。
◤会話誘導で女の子を思いのままに操る◢
ここまで話してきたように、
✅お相手に何を話させるか
✅どのように話をさせるか
ということさえ理解していれば、お相手との心理的な距離を縮めるということは非常に簡単です。
会話を上手くコントロールできれば、思い通りに潜在意識を操り、意中のお相手を思い通りに操ることだってできます。
例えば
✅好きになってもらう
✅依存させる
✅発情させる
こんなことも、会話テクニックだけで誘導することはできます。
さらに、恋愛心理学、脳科学、NLP(神経言語プログラミング)を駆使すれば、会話だけでトランス状態を意図的に作り出し、思うがままに行動を導くこともできます。
詳しくはこちらで書いていますので、無料部分だけでも是非見てください!
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こちらは男性編ですので、もし女性編をご希望の方がいらっしゃいましたらDMにてご連絡ください。
このテクニックで、人生が大きく変わり、恋愛で悩むことが無くなっていくことでしょう。