ツカミはOK？
記事コラム
コミュニケーションアドバイザーの ひろいあしとです。
人に想いを伝えるってのは難しいですよね・・・
最近の僕の課題は、溢れてくる感情を言語化すること。
今までは、直接対話で身体全体を使い「目や表情、仕草や声のトーン」
などで相手に伝えることをしてきましたが、最近、このブログを書き始め
たり、いろんな方とメッセージをやり取りする中で、文章だけでどれだけ
伝わるのか？が面白くなってきたりしてます。φ(..)
では、今回のテーマ「ツカミはOK？」に関するお話です。パチパチ👏
僕は仕事柄、初対面の人と会うことがとても多いです。
そして、初対面の人と仲良くなることにとても集中します。
特に営業駆け出しの頃は、いかにしてお客様の心の扉を開くのかに集中
しました。
そこで、気付いたのは相手の注意、関心を引く事！
営業の会社では新人教育で身だしなみや、礼儀、商品知識等、一通り教育
してくれますが、その先は個人の差が出ます。
飛び込み営業の場合は基礎が出来ていて当たり前、でも殆どのケースで入
り口を突破できず、撃沈・・・
何がいけないのだろう？どうすれば話を聞いてもらえるのだろう？
そんな日々を送っていました。
僕はお笑いが好きなのでよくお笑い番組を観てました。
そんな時、お笑い芸人はベテランから新人まで大勢いる中で仕事として成
り立ってるのは、ほんの一握りでなんだよなぁってことが頭によぎりまし
た。
営業の世界でも稼いでるのはほんの一握りで他はそこそこの者、配置転換
や、やめていく者ばかりで芸人の世界と同じだなぁと・・・
そこで、売れている人や売り出し中で人気の上がってきた芸人に注目しま
した。
同時に、売れている芸人で新人から売れるまでの流れを自分に置き換えてみ
たんです。
無名時代はまず、お客さんに覚えてもらうことから始めます。
そこでは個性をいかに際立たせ、受け入れてもらえるか？
いわゆる第一印象ですね！
身だしなみから、テンションや言い回しなど
僕の場合はワイシャツをボタンダウンに統一したり、ネクタイや小物を
好きな色の青系にしたり、伊達メガネをかけたりして他の人とは違う
自分色を出しました。
2回目訪問しても覚えていてもらえるように
他にも仕掛けは色々あります。小細工ともいうのですが(^^ゞ
※僕が相手の目を見ると相手が落ち着かなくなったり、相手の感情が
伝わってきたりするのでメガネは有効でした！
（メガネは度の入っていない透明なものでもエネルギーを抑えてくれる
効果があるようです。今は新人の頃より慣れたのでメガネをしてません）
それから、本題を話し出す前の「ツカミ」です。
音楽で言うところのイントロですね。
いかにお客さんが聞いてあげようかな、聞いてもいいかな、聞いてみたい
なぁと思ってくれるか。
劇場に来てくれた人でも、お目当ての芸人がいて駆け出しの芸人には興味
を持ってくれていないのが殆どなので、出だしの第一印象とツカミは必要
です。
M-1チャンピオンのミルクボーイやオードリーなど決まった型がある芸人
やその場の空気でアレンジする芸人がいます。
ツカミは主に「あるある」や「ディスリ」だったりお客さんの共感を得て
距離を縮める役割です。
誰でも初対面の人には壁を作ります。
この壁を取り除くのが「ツカミ」なんです。
壁を取り除くことが出来れば、聞いてくれる体勢が整って話しやすくなり
ます。
本題は、「へェー」「なるほど」「面白い」など、それでそれでとお客さん
が興味を持ち続ける展開が必要になります。
以前に「トリビアの泉」という番組があって出演者が「へェー」って思った
ら「へェーボタン」を連打するというのはありましたが、これと同じです。
僕はリアルではある程度できるのですが、WEBの世界ではまだまだです。
WEBの世界でも今まで培ってきたスキルを発揮できるよう頑張っています
が、ここで最も大切なことがあります。
「ツカミ」は出来てもその先が大切で、中身が無ければ飽きられます。
逆に中身はあっても「ツカミ」が出来なければ埋もれてしまします。
だから、「ツカミ」も身の丈に合ったものにしないとダメだということ
キャラクターを作り込み過ぎて、後で苦労している芸人もたくさんいます
芸人以外でも○○星から来ましたとか○○ランドから来ましたとか・・・
どこの世界でも最初に認知してもらうのは大変ですよね～(-_-;)
これまで話してきてなんだけど、僕もデーモンキャラとか不思議キャラ
とか異星人キャラとかしてみたい気持ちはありますが、無理でしょうね
いきなり、【デーモンひろい】ですとか【ピッコロひろい】ですとか
ユーザーネーム変えたら誰にも相手してもらえないかなぁ
この記事が「へェー」と思ったら「へェー」ボタンを押すのだぁー
（デーモン閣下風）
ねっ、寒いでしょ🥶
ｂｙひろいあしと
