何気ないひととき

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コラム
 本日は、週休日ということで、一人家にて過ごしています。
 ということで、私の唯一の趣味について語りたいと思います。

 家庭菜園 ー みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
 トマトやナス、キュウリを小規模に栽培していく、ささやかな収穫を楽しみにするアレです。
 私も、自宅にある小規模な畑に、トマトを中心に、キュウリなどを栽培します。

 ですが、私の趣味の中心は、何を育てるか、ではないのです。

 それは「土」です。土を作ることなのです。

 ha?と思われた方もいるかもしれませんが、家庭菜園を一度は経験された方ならば共感してくれるはず。栽培を成功させるのは、何においてもその大本となる土壌をいかに豊かにするのかだと考えています。

 それで、土を作るために何をするのか、と言いますと。前シーズンからその準備は始まります。
 前シーズンの野菜苗の植栽の際、大量の腐葉土で畑を覆います。これは雑草防止に大変役に立ちます。この腐葉土は、シーズンが終わり、畑仕舞をする際土にすきこみます。そうすれば、次のシーズンには、土がふっくらとするのですね。
 次に前シーズンの終わりに、大量の牛糞、鶏糞を土にすきこみます。冬の間に適度に発酵して、土壌がとっても豊かになります。これが土の大部分を占めることになります。
 春、植栽の時期の1か月~2週間前くらいになると、土に石灰を混ぜます。酸性化した土壌を中和するためです。これは多少の発熱を伴いますので、植栽の2~3週間前に済ませたいところです。
 石灰と同時期に、土壌改善剤というものを土にすきこみます。これは、トマトなど連作障害を起こす植物を植える際に、とっても役に立つものです。小さな袋にはいった軽い土のようなものですが、この中には土を活性させるものが凝縮されているのだと思います。結構値段は高いです。
 最後に植栽直前に、土を増量させるための黒土や牛糞を追加します。

 この土づくりの作業を毎年丁寧に繰り返すと、ふっかふかの良い土が出来上がります。
 最後までお読みになっていただいた皆様、誠にありがとうございます。この土づくりの話をなぜ書いたのかと申しますと、この土づくりには、物事を為すための本質が隠されていると考えているからです。
 何かを為す際、物事の本質、何が本当に成果を出す原因となっているのかを見極める目が大切だということ、そして、成果を出し続けるには、その本質をよりよく高い質を保つ努力をしていかなければならないこと、これらのことを土づくりの話を通じて感じてほしかったからです。..........まぁそんなの無理でしたよね。

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