英語をはなせるようになる 基本文型  授与型

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いよいよ最後の基本文型 授与型です。

S+V+O+Oっていう、英語の構文形式を学校英語で習っていたかと
思いますが、覚えていますか?

主語(subjectの)後の動詞(verb) に目的語(object) が2つあるというパターンです。

このパターンの場合は、最初の目的語に対して最後の目的語を授与する
という意味になります。なので、目的語の順番を変えることは、できません。

この英文法の解説記事内で再三述べていますが、英語は、単語の配置で表現する文法なので、配置順番ってとても大事です。

それでは、例文を示しますね。

I gave my brother my mobile phone number.

my brotherが最初の目的語  
my mobile phone numberが最後の目的語

なので、兄に私の携帯番号を教えた。 ということですね。
ちなみにmy mobile phone numbe 私の携帯電話の番号という意味で
使っているmobile という単語は、イギリス英語です。私自身、留学先も海外勤務先も旧イギリス植民地の国シンガポールだったので、mobile phoneという言い方しか知りませんでした。

なお、アメリカ英語なら、cell phone となります。映画やドラマのセリフででてくることが多いので、今後注意してみてください。
今回は、ここまでとしますね。

授与を表すもうひとつの形 前置詞を使う その1


前置詞との組み合わせでも、授与の形は表せます。
ちなみに、みなさんは、前置詞(preposition)の定義をご存じですか?

英語の文法書でググってみると以下のように定義されています。(以下.gingersoftware.comより引用)
A preposition is a word used to link nouns, pronouns, or phrases to other words within a sentence.
前置詞とは、ひとつの文章内で名詞、代名詞、語句などをつなげるための単語を指す。
A nice way to think about prepositions is as the words that help glue a sentence together. They do this by expressing position and movement, possession, time and how an action is completed.
前置詞を分かりやすく考えるには、文章をくっつけるのを助けると考えましょう。(前置詞で文をつなげる)そうすることで、位置や動きや保有や時間などがどう?完了していったかを表すことができるのです。
Indeed, several of the most frequently used words in all of English, such as of, to, for, with, on and at, are prepositions
英語で実際にひんぱんに使われる前置詞は、of , to , for , with , on , at 
などです。

それでは、例文で説明しますね。
Natsumi gave this Barley tea in PET bottle to me.
なつみは、僕にこの麦茶のペットボトルをくれたんだよ。
ちなみに、PETは、外国人には馴染みがないので、plastic ,そう、プラスチックと言ったほうが無難かも。

参考までに発音記号は以下のようになります。
/ˈplæstɪk/           /ˈbɑːtl̟/
プラスチック   ボトル

ボトルは、日本語のように最後の”ル”を強く発音しないように。また、文頭のbaのaは、曖昧母音 いわゆるSchwa母音ですので、注意してください。

なお、発音に関しては、今回の英文法の記事が完全に終了したら、発音編として記事を執筆する予定でので、その中でSchwa母音についても解説しますね。

今回の記事は、英文の引用などが多くちょっと読みづらかったかも知れませんね。
僕の独学での英語勉強法は、無理なく、少しのボリュームで継続してやることが大事と自分の体験を通じて認識していますので、今回はここまでとしますね。

授与を表すもうひとつの形 前置詞を使う その2

それでは、前回 紹介した前置詞を使うパターンの続き 例文で説明しますね。

前回の例文:
Natsumi gave this Barley tea in PET bottle to me.の toは、
到達点を表す前置詞

そして、今回の例文:

She wrote this love letter for me.  彼女はね、このラブレターを僕のために書いてくれたんだ。

この場合の前置詞 forは、「~誰々の為に」という受益者を表すんだ。

じゃあ、もう一個例文を示すよ。

①She brought this chair to me.
②She brought this chair for me.

さあ、どうだろう?①と②の違い、わかるかな?

①は、toを使っているから到達点を表す前置詞だね。
そうすると、彼女は、この椅子を(僕のところに)持って来てくれた。というだけのお話だね。 そう、脈なしだね。 多分。

それに引き換え②は、forを使っているから、「~誰々の為に」という受益者を表す前置詞だね。

そうすると、彼女は、この椅子を僕のために持って来てくれた。ということになるんだ。 そう、ひょっとしたら脈あり。多分。

さて、今回の説明は、ここまでとしますね。

英語は、難しくはないけど、最初の入り口で、焦らずに気楽に行くことが大事。

日々、ちょっとした空き時間で、コツコツと正しい順序で、先ず文法理解をものにしましょう。










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