ウェブサイトを多言語化する際に気をつけたい5つのこと

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日本語で作成したウェブサイトを多言語化している方は多いと思います。
しかし、なかなかアクセス数が伸びずに悩んではいませんか?
ウェブサイトを多言語化したときには、多言語化しただけで安心してはいけません。

実はウェブサイトを他言語かしたあとにも、調整しなければいけないことがあります。
この記事ではウェブサイトを多言語化したときに、訪問者にとって読みやすいページをつくるためのポイントを5つ紹介します。
この記事で解説する点に気をつけるだけでもウェブサイトのアクセス数はあがりますので、ぜひ最後までお読みください。

言語スイッチャーを目立つ場所に配置する

複数の言語で読めるサイトを作成した場合、ページの目立つ場所に言語スイッチャーを配置するようにしましょう。
せっかく多言語のウェブサイトを作成したにもかかわらず、訪問者が言語スイッチャーを見つけられなければ、これまでの努力も無駄になってしまいます。
一番おすすめできる配置場所はウェブサイト上部にあるメインメニューのなかです。

この場所に言語スイッチャーを配置することで、訪問者はどこかのタイミングでメニュー内の言語スイッチャーを見つけることでしょう。
言語スイッチャーをウェブサイト上部のメインメニィー内に配置するようにしましょう。

多言語対応のWordPressテーマを選択する

訪問者が言語を選択し、異なる言語で作成されたページを訪問したとき、そのページがもともとのページデザインと似たデザインであるほうがよいでしょう。
言語を選択してデザインがまったく異なるページが表示されたら、訪問者は関係ないページに誘導されたと勘違いしてしまいます。

場合によっては離脱してしまうことでしょう。
言語によって画像やアイコンを変更することはローカライズの視点からも重要ですが、基本的なデザインは統一しておくべきです。
そのためにも多言語に対応しているWordPressのテーマを使用するようにしましょう。

それぞれの言語ページのデザインを確認する

異なる言語のページができあがったときには必ず各言語のページを確認するようにしましょう。
日本語でページを作成したときでさえ行間、文字の大きさ、改行の位置などを何度も修正したと思います。

ウェブページを新しい言語で作成した際には、もともとのデザインがくずれてしまう可能性が高いです。
異なる言語に翻訳すると同じ単語でも長くなったり、短くなったりしますし、文章の長さももちろん変わってきます。
ページを閲覧したときに行間、改行の場所などが適切かどうか確認するようにしましょう。

画像とアイコンの調整

他の言語でページを作成した際には画像やアイコンをその言語の文化的背景に適切なものに調整しましょう。
画像やアイコンから受けるイメージで離脱率が高まる可能性もあります。

たとえば、英語で作成したページとフランス語で作成したページの両方にニューヨークの高層ビル群の写真が表示されたらどうでしょうか。
アメリカ人であれば喜ぶかもしれませんが、フランス人やイギリス人であれば不快な気分にはならないにしても、そのページに親しみを感じることはないでしょう。
言語ごとに画像やアイコンの調整をするようにしましょう。

単位や形式の調整

それぞれの言語にはその言語を使用する人々が慣れ親しんだ単位があります。
たとえば、アメリカ人はメートルよりもヤードやマイル、グラムよりもオンスやポンド、摂氏よりも華氏を好んで使います。

アメリカ人をターゲットにしたページであるにもかかわらず、メートルやグラム、摂氏が利用されていたら訪問者は混乱したり、頭を悩ましたりすることでしょう。
また同様に日付の並び順の形式も整えるようにしましょう。

たとえば、日本では「年・月・日」のならびが普通ですがアメリカだと「日・月・年」という並びで使われることが普通です。
それぞれの言語を使用する人々が慣れ親しんだ単位や形式を使用するようにしましょう。

まとめ

ウェブサイトを多言語化する際には以下の5つの点に配慮してそれぞれの言語ページを作成しましょう。

・言語スイッチャーの配置場所
・多言語対応のWordPressテーマの選択
・それぞれの言語ページのデザインの確認
・画像とアイコンの調整
・単位や形式の調整

ウェブサイトを多言語化するときは最低でも、以上の5つは守るようにしましょう。
これだけでもアクセス数は向上するのでぜひ試してみてください。

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