価値のないブログ記事はどう処理すべきか?

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ビジネス・マーケティング
一つ前の記事の一節で、低品質な記事のメンテナンスについて軽く触れました。

長いことブログを書き続けていれば相当数の記事がストックされてくると思います。
商品やサービスに関すること、イベントのお知らせ、時事ネタ、雑記などなど…
このようにストックされてきた過去記事は定期的に見直す必要があります
価値の低いコンテンツ(記事)は何かしらの対策を講じなくてはなりません

・アクセスが集まってない
・今読み返すと質が低い
・サイト(ブログ)テーマとかけ離れてる
・そもそもこの記事は不要なのでは?

このような観点で再チェックしてみるといいです。

なぜかというと、ホームページの方向性(テーマ)には一貫性を持たせる必要があって、その方向性と関連性の薄いコンテンツはサイト全体の評価を下げてしまう足かせになってしまう傾向があるからです。

そもそも自社のサービスに興味を持ってもらうことを前提にホームページを運営しているのであれば、訪問ユーザーの知りたいことも基本的にはサービスに関する情報のはずです。

発信者本位で色々な情報を更新したとしても、ユーザーが必要ないと感じればその記事に価値はありません。

ユーザーにとってもSEO的にも有効的でないということですね。
本記事では記事のメンテナンスについてご説明していきます。

ブログメンテナンス4つのポイント

なぜブログのメンテナンスが必要なのかといえば、主にSEO対策のためです。
本来であれば、SEOよりも「ユーザーに対するより良い情報提供」ということの方が尊いのですが、本記事ではSEO観点でまとめていきます。

適切なやり方でメンテナンスを施すことによって、Googleから評価されることを目指します
記事のメンテナンスには4つの選択肢があります。

1.記事のカテゴリ分け
2.記事の削除
3.記事のリライト
4.記事のnoindex設定

それでは順を追って説明していきます。

1.記事のカテゴリ分け

カテゴリ分けによる分かりやすい効果は以下の2点です。
・訪問ユーザーが必要なコンテンツを探しやすくなる
・訪問ユーザーが他記事も回遊しやすくなる

これは表面的に「ユーザビリティ」を高める施策ですが、結果的にSEOの評価ポイントである「クローラビリティ」にも有効的です。
カテゴリと記事の整合を図ることがUX(ユーザーエクスペリエンス)向上につながることが期待できます。

<カテゴリ分けが考慮されていない例> 
・ニュース(131)
・イベント情報(58)
・スタッフブログ(251)

こういうカテゴリ分けは、ユーザーにとって非常に目的のコンテンツを探しづらいです
そのため、もっと戦略的に細分化させる必要があります。

2.記事の削除

結論から言うと、読まれていない記事は削除した方がいいです。
・いつか読まれるかもしれない
・きっかけの一つになるかもしれない
・せっかく書いたのにもったいない
・記事数は多い方が良い

このように考えてしまう気持ちも分かりますが、少なくとも読まれてない記事はSEO上は評価に値しないと捉えて下さい。
「読まれてない記事=ユーザーが必要としていない=ユーザーの利便性を考慮していない=Googleのポリシーに反する」ということです。

また、ユーザーが何かしらの目的や興味を持ってあなたのブログを読んでいると仮定した場合は弊害の方が大きいです。 

<ユーザー視点>
・必要としている情報へ辿り着く前に離脱する
・読んでみたら内容が薄く興味がなくなった
・B社の方が信用できそうだと思った

<自分視点>
・本当に読んでもらいたい重要な記事を読んでもらえない
・内容の薄い情報は会社の信用においてマイナス
・訴求ができず、競合他社に顧客が流れる

「ブログが信用力にまで影響を及ぼす」という見解は、決して不安を煽ることでも大げさなことでもありません。

情報発信者がブログやWEBなどのツールを効果的に活用していきたいと考えるのであれば、このくらいシビアに考えて取り組んで行く必要があるということは覚えておくべきです。

これがSEO&ユーザー&あなたにとって価値の薄い情報は削除した方がいいという理由です。

3.記事のリライト

既に投稿されている記事に修正を加え、より良い記事にブラッシュアップすることがリライト(記事修正)です。

リライトによってGoogleから良い評価を受ければ検索順位が上がります
これまで以上に質の高い記事に仕上げることができれば、滞在時間や回遊率の向上が期待できるのでSEO対策につながります。

基本的に読まれてる(アクセスが集まっている)記事から優先順位をつけてリライトを実施するかどうかを検討していく運びとなりますが、読まれてる記事の傾向が分かればニーズをある程度推し量ることができるはずです。

新しく記事を投稿するよりもスピーディに仕上げることができますし、ニーズが分かればユーザー視点に立った質の高い記事を執筆しやすいのでリライトはおススメです。

4.記事のnoindex設定

「コンテンツの質が低いとGoogleに判断されているけど、会社の方針や戦略的に残しておきたい」という記事もあると思います。

こういった記事も基本的にはリライトで質の高い記事に仕上げることを目指したいところですが、手っ取り早い対策としてnoindex設定があります。

noindexは検索結果に表示(インデックス)させないようにできる設定です。
低品質なページがサイト内にあっても、noindexを設定することによって評価に影響させないことができます。

リライトするにも時間がかかると思いますので、残しておきたい記事は取り急ぎnoindexの設定をおすすめします。

ブログメンテナンスの方法について

以上で説明してきた4つのポイントを実際にどのような手順で実践すれば良いのかをご紹介致します。

上記と同じ流れで解説していきますが、実践のおおまかな順番は以下のような流れになります。

1.記事削除
不要な記事を削除する

2.カテゴリ分け
2-1.残す記事と要リライト記事を分ける
2-2.要リライト記事の中から低品質記事を分ける
2-3.カテゴリを分類する

3.noindex設定
2-2.の低品質記事をnoindex設定する

4.リライト
4-1.読まれている(アクセスの集まっている)記事からリライトする 
4-2.noindex設定した記事をリライトする

カテゴリ分けの方法

カテゴリ分けの指針は「ホームページ全体のテーマ」と「記事のテーマ」を整合させることです

ユーザーにとって分かりやすいカテゴリ分けを考慮すれば、おのずとSEO効果につながります。

カテゴリ名はサイトテーマで想定しているキーワードや、既に投稿されている記事の傾向を汲んで決めると良いでしょう。

例えば歯科医院であれば以下のようなカテゴリ分け(例)が考えられます。

・予防歯科
・虫歯治療
・歯周病治療
・審美歯科
・小児歯科
・院長コラム
・スタッフブログ

ホームページ全体のテーマは「歯科医院」で、カテゴリは「診療科目」と「読み物(コラム、スタッフ日記)というイメージになっています。 

やみくもにカテゴリ分けをしてもSEO効果は望めませんので、整合性をしっかりと意識した上で実施してみて下さい。

ちなみに理想を言うと、ユーザーの利便性を高めるためにURLの階層は浅い方が良いです。

トップページから全てのコンテンツに2クリックで遷移できるように設定できないか考慮してみるといいですね。

記事の削除方法

削除すべき記事の選定基準は以下の通りです。

・アクセスが集まっていない記事
・会社の商品やサービスとの関連性が薄い記事 
・ユーザーの役に立たない記事
・不要だと感じた記事

あれこれ考えてしまうと「あまり削除する記事がなかった」となってしまいがちなので、「アクセスが集まっているかどうか」というファクトを拠りどころに進めていくのがもっとも効率的です。

削除することによって期待できる改善効果にフォーカスしてバッサリ削除していきましょう。

リライトの方法

リライトはこれまで投稿してきた記事を見直し、より良い記事にブラッシュアップすることを目的とします。

過去記事の精度があまり高くない場合は、全体の構成から改めて見直すことが必要になる場合もあります。

その場合はもしかすると、リライトよりも一から記事を書いたほうが早いかもしれません。笑

記事を執筆する際は、常に読み手の立場になって考える心構えが大切です。

・ユーザーは何を知りたいのか?
・ユーザーの悩みは何なのか?
・ユーザーは何が不安なのか?
・ユーザーはどうすれば安心するのか?
・ユーザーはどうすれば嬉しいのか?

Google的な表現をすれば「これらのことを考え抜けばおのずと答えは出る」ということになりますが、いささか抽象的で実践するにあたっては不親切かもしれませんので…笑

これらのことを念頭に置いてもらいつつ、実践的なフレームワークを1つご紹介します。

【PREP法】ライティングの型

PREP法はブログなどの文章構成に役立つ文章作成の型の一つです。

<概要>
PREP法は主にビジネスシーンで用いられる文章構成方法であり、簡潔かつ説得力のある文章を作成する際に用いられる。

PREP法における「PREP」とは以下の

・P=Point(結論)
・R=Reason(理由)
・E=Example(事例、具体例)
・P=Point(結論を繰り返す)

の頭文字を取っている。最初に結論を伝え、次にその理由を説明、事例で理由を補強し、最後に結論を再度提示するストーリーを展開する。

<具体例>
好きな食べ物を紹介する場合

・結論:私はいちごが好きです
・理由:甘酸っぱくて美味しいからです
・具体例:ショートケーキに乗せたり、イチゴジャムにして食べたりすることでイチゴの甘さを最大限に活かすことができ、飽きることなくイチゴの甘さを味わうことができます。
・結論:だから私はいちごが好きです
文章構成に戦略のない過去記事のリライトには、このようなフレームワークを用いると精度が高まります。

フレームワークは他にもいろいろありますが、PREP法は作り込みのボリューム的にも丁度いいと思います。

過去記事メンテナンスはプロも当たり前に行っている

価値のないブログ記事の対処法についてご説明してきました。

どれほど戦略的に記事を更新していても、価値のない記事は必ず一定数出てきます

これはアフィリエイトやオウンドメディアなどの本気の記事執筆をしているようなWEBサイトも例外ではありません。

時間の経過とともに情報の価値が薄れるということもありますし、無計画に更新していたゴミ記事のようなものもあると思います。

サイト全体の評価を落とさないためにも、過去記事は定期的なメンテナンスを図るように心がけて下さい。