1分でも、会社にいた時間は労働時間!だから給料を払え!という社員がいます。
事業主は、労働した時間は賃金を支払う義務があります。
1日に8時間勤務だった場合、そのうち一体何分を、労働に注いでいるのでしょうか?
同僚とおしゃべりする時間、コーヒーを飲む時間、トイレに行った時間。
果たしてこの時間は労働でしょうか?
労使関係は「対等な立場」が求められています。
ですが、お金を受け取る側と支払う側、支払う立場の方が偉いとか強い立場にある、と見られるので、それを逆手にとって、何か注意をしたり、指示をすることでパワハラだ!と騒ぐ社員が生まれてしまうのです。
今は検索さえすれば、色々な情報が出てきますから、自分にとって都合の良い情報を簡単に見つけることができます。
この情報を引用して、会社と争おうとする社員をよく見かけます。
でも、こういう方は、いったい何をしたいのでしょうか?
正当な賃金引上げの交渉とかならいいんですが…
面接時には見抜けない、モンスター社員。
雇ってしまった時に、自社ではどんな対応を取るべきか?
問題が起きてしまうと心身ともに疲れ果ててしまい、正常な判断ができなくなります。
対応をマニュアル化しておく、就業規則の見直しをしておく等、事前にできることもありますので、余裕のある時に対策を考えておくのがいいかもしれません。