私たちはいつでも
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コラム
私は、自分が加害者側になる可能性は
いつでもあると思っています。
「まさか自分が(笑)」
そう思っていたことほど、
身をもって経験するよう、
人生はそのようにできていると感じます。
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恵まれた環境下でできることと
不安定な状況下でできることは異なります
精神的に追い込まれた状態、
生活がかかっている状態、
生命に関わる状態でも、
同じ対応をとれるかどうか
それは実際にその状況になってみないと、
誰にもわかりません。
「絶対に裏切らない」と言っていた人が
簡単に手のひらを返したり、
予想外な人が助けてくれたり、
思っていた以上の自分の冷酷さがみえたり、
自分の卑しさに驚いたり、
それは実際にその状況になってみないと、
誰にもわかりません。
だから、
その状況に陥って初めてみえた自分
その状況に陥って初めてみえた相手を
そんなに責めなくてもいいと思います
( それを受け止めたうえで、
その先どうしていくかを考えるのは
とても大事だけど )
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私たちはいつだって
光にも闇にもなる可能性があることを
それらは一対として自然なことであることも
そのバランスの中で
冷静に自他をみていく必要があることも
心に留めておきたいです。