努力しても上手くいかないときの自分との向き合い方

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コラム
おそらく私たちは努力をして成功する方法は教わってきたけれども、
努力しても上手くいかないときの自分との向き合い方
誰にも教わってこなかったはずです。

私は毎日20分~30分マインドフルネス瞑想するのが習慣になっています。
でもね。
もう何年も続けているのにいまだに瞑想中いろんなことを思い出したり、
グルグルとイヤな人のことや気になっていることが頭に浮かんできます。

私がマインドフルネスを始めたきっかけは
瞑想すると自分の悩みとか苦しいことから
離れられるよになると思って始めました。
だから
「集中できないこと」
「じっと座ってられないこと」で
上手くできないと思てやっぱり自分はできないんだーと
自分を責めたり、向いていないのか―と思って悩みました。

でも何年マインドフルネス瞑想を続けているにつれて
私の頭の中が何もなくなってクリアになるなんてことってない
って気がついたんです。

これっていくら頑張っても努力しても頭に浮かんでくる思考とか
いわゆる雑念って消すことなんて不可能なんです。

いつも通り今日も瞑想中いろんなこと考えました。

でもね、
その初心者だった時の私と何が違うかと言うと、
上手くできないこととか、
集中できないこととか、
じっとできないことを
一生懸命努力してもできないこともある
そんな時もあるという風に考えられるようになたという事です。

要するにマインドフルネス的に言うと
いろんな自分とかいろんな事態と向き合う事ができるようになってきたということかもしれません。

これをもう少し深堀りしてみると
マインドフルネスをはじめたころって、
集中できて、じっと座れて瞑想が上手にできると
頭の中がクリアになることを目標に頑張ると、
悩みからのがれることができると考えていたわけですから、
その目標に向かってそれが努力したら成功して
きっと私の心と身体は今よりもクリアで生きやすくなるだろうと
思っていたわけですね。

そうなんです。

私たちって生まれた時から何ごとにも
失敗しないようにとか上手くいくように育てあげられるし、
毎日毎日日常生活が上手くいくようにシュミレーションしているわけですよ。

でも初めにもお話したように、
努力しても上手くいかないときの自分との向き合い方
私たちは残念ながら習いませんでした。
だから上手くいかないと不安になったり
ネガティブなことが頭に浮かんできて悩みにつながってくるんですよ。
その結果マインドフルネス瞑想も上手くいかないと
「私もうだめできない」になってくるんですね。

でも、ずっとずっと練習していくと解ることなんですが、
実はマインドフルネネスは
瞑想が上手になるために練習しているのではなくて、
上手な時もあれば下手な時もあるっていうことを学ぶ
すなわち
努力しても上手くいかないときの自分との向き合い方を学ぶ
というという練習でもあるんですよね。

みーんな現代人は安心するために上手くいくように努力しています。
でもいくら頑張っても上手くいくこともあれば上手くいかないことある。
それを理解するための練習がマインドフルネス瞑想じゃないかと思います。

だから私は今でもいろんなことを瞑想中考えちゃいます。
でもそれでいいんです。
どんな時もありますから。

多分マインドフルネスを始めたきっかけってみんな同じで
何かから逃れたいところから始まります。
そこからずっと続けて
プロセスを踏んでいくことで
自分が生きることの意味や価値を理解していけばいいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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