タイミングと時間と効率化

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みなさんは「タイミングが悪いな~」とか「間が悪いな~」などと感じたことがありませんか。

買物に行くと「タッチの差」で目当ての商品が売り切れとなっていたり、以前購入したものが数日後には値引きされていたなど。
物品だけでなく、事柄でも同じようなことが起きて、ガッカリすることがあります。
最近、私の周りでも「仕事探し」や「物品購入」などで、タイミングが悪く悔いているという方が結構いらっしゃいます。
では、どうすれば「タイミング」や「間」が良くなるのでしょうか。
今日は、そんなテーマで書いてみたいと思います。
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『禅語』に、次の様なものがあります。
啐啄同時(そったくどうじ)

「啐」は、卵の内側から雛がくちばしでつつくこと。「啄」は卵の外側から親鳥が殻を割ることを意味します。
雛が卵から出てくるためには、このタイミングが合わなければ、雛は孵(かえ)りません。
これは、仏法を伝える際の師弟間の力量をあらわした言葉です。しかし、自分と環境にもこの言葉は当てはまります。
成し遂げられないことがある時は、自分の力量が足りないか、環境がまだ整っていないのかもしれません。
そんな時は「機が熟す」のを待ちながら、今一度、自分の腕を磨くことに専念しては如何でしょう。事を急いで、仕損じてしまっては、せっかくの努力も時間も無駄になってしまいます。
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私達に与えられた「時間」は平等に24時間です。しかし、その24時間を「どの様に使うか」によって25時間とか26時間と同等な感覚(価値)になる可能性があります。より「計画的」に、より「効率」よく時間を使うこと。
「難しい」と感じる方もいると思いますが、そんな事はありません。
例えば、こんなのはどうでしょう。
“みなさんが良く耳にする?「時短料理」があります。通常であれば1時間かかる料理も、ちょっとした工夫で30分で料理が完成する。”
この“ちょっとした「工夫」”で時間の節約ができるのです。


時間節約の「コツ」のヒントになる『15のコツ(ifehacking.jp)』というのがありましたので紹介します。
1.リストを作る→→頭のなかで行動計画をしないで、かならずリストに書き出して行動をする。これだけでも頭のなかの混乱と非効率を防げられます。
2.最も不快なタスクを先に片付ける→→どうせやらなきゃいけないものなら、先にやることで不快な時間をミニマムにできますし、タスクの先延ばしを避けられます。
3.見る必要のないものを減らす→→放っておいても、いろいろな出来事やトラブル・DMなどが舞い込んでくるものです。必要のないことは断ったり、開くまでもなく捨ててゆく癖をつける。
4.仕事や家事のメインは午前に→→夕方などに1時間あと延ばしても結果はあまりかわりません。それよりは1時間早く始めた方が効果が大きいはずです。
5.通勤時間を最適化する→→ラッシュや渋滞にはまるのなら自転車を使ったりする。コロナによって定番化していましたが、在宅勤務を希望したり引越しすことで通勤時間とコストを最適化してみる。
6.職場での会議や会合は立ったまま→→座って話すと、だらだらと会話が長くなりがちです。要点をまとめて、かつ相手との会話に集中するために会議は立ったまま行ったり、少なくとも同僚との会話を立っておこなったりしてみる。
7.テクノロジーから離れる→→仕事や家事に集中している時間には、スマホでのやり取りや動画(テレビ)などを流しておかない。注意力を散らさない様にしてみる。
8.人に任せる→→自分にしかできないと思っていたことでも、よく考えると人に任せられる事があったりします。人を信頼して任せる習慣を身につけてみる。
9.仕事や伝言的な電話を最小限に→→電話をかけるときはメモにアジェンダを書いて簡潔にしたり、チャットを利用して他者からの電話も簡潔に切り上げられるように会話を運ぶ努力をしてみる。
10.ルート検索を徹底→→ ドライブ中など、年間平均36時間を渋滞か道に迷って失うそうです。事前にルートやタイムテーブルをよく計画することで、実際の行動の時に時間をセーブしてみる。
11.常に実行できるプロジェクトを持ち歩く→→いつでもとりかかれる仕事や家事のタスクを1つないしは2つ持ち歩いて、常に何かが動いているようにしてみる。
12.上手にお金を使う→→オーダーメイド製品を使って上手に料理する。お金で解決できることは時間も同時にセーブできるので、コストとメリットをよく考えてお金で解決してしまうのもオプションに加えておく。
13.闖入者を回避する→→訪問販売を全て断ったり、時間をとられる手続きはなるべく削除するか自動化してみる。
14.記憶力を強くする→→ある研究では、一年に人は20時間ほど忘れたことを思い出したり、考えたりするのに使っているとのことです。記憶力を訓練するのは長い目で見て非常に大きな時間節約になります。
15.よく眠る→→ 体幹温度を上げる睡眠前の運動を避けて、すぐに眠りにつけるように心がける。眠る前に牛乳を飲むなどすると眠りにつくのが早くなるという研究もありますので、応用できるものは率先してやってみる。

既におこなっている方もいると思います。個人差はあると思いますが15項目のうち、ひとつでも挑戦する価値があるようでしたら試してみてはいかがでしょう。
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