同調圧力 VS 自分 〜同調圧力に勝つには〜

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皆さんは周りの意見や行動に合わせて、自分がしたかった発言や行動ができなかった経験はありませんでしょか。

おそらく多くの人が経験したことがあると思います。ずっと自分の意見を貫き、自分らしく生きている人間はほんの一握りだけだと思います。

大人になるにつれて自分らしく生きることが難しくなりますよね。。。

「大人だから」「社会人として」そんな言葉に縛られて、本当はしたかったけどできなかった機会があるのではないでしょうか。

今回のこのコラムでは、同調圧力に屈する事なく、自分らしく生きていくコツを紹介して行きます。

1:自分が重視するものを明確にしておく


何を重視するかは人によって異なります。
 皆さんは、仕事や休日、または生き方について何を重視しますでしょか。私は何に落いても「平穏」を重視します。
 私はストレスが少なく、自分のペースで生きていくことを大切にしています。社会的な地位はそれほど重視していない生き方をしています。そのため、社会的地位を重視している人とは、ライフスタイルなどの話は基本噛み合いませんが、お互いの生き方や価値観は尊重し合っています。何を重視するかによって人の考えや行動は変わり、自分がどの環境に属したいと思うのかも変わります。そして、自分の最適解を導き出すために情報を調べ、集めます。
しかし、1人で行う情報収集には落とし穴があります。
 人は確証バイアスによって正しい情報収集ができない現象に陥ります。
確証バイアスとは、自分の思っていることや自分にとってプラスとなる情報ばかりに目が向き、その情報ばかり収集してしまうことです。

人生において、仕事で成果を出して出世したいという考え方の人にとっては、出世することのメリットや出世すれば豊かになることができるといった情報ばかりに注目する傾向があります。

 今の時代も、学校を卒業した後は、会社員になるという道を選ぶ人が多いです。会社員になると、仕事仲間も、人間関係も、「会社員」の人と関わる機会が多くなると思います。その環境で生活していると、「正社員として働くことは素晴らしい」や「会社の仕事を通じて成長もできる会社はすごい」などを耳にすることがあります。
 実際に私も新入社員研修の時は、「仕事とは楽しいもの」などの言葉をよく耳にしました。

しかし、実際に仕事を楽しんでいる人、生活のためにいやいや仕事をしている人は、どちらの方は多いのでしょうか。

仮に、生活に困らないほどのお金があったとして、その仕事を続けようと思うかが、仕事を楽しむことかでき、情熱を持てているかの判断基準になると思います。

会社員とばかり関わり、会社員として都合のいい情報ばかり集めていませんでしょうか?

非正規との生涯賃金差の話や、ローンなどの審査の話、正社員としての肩書きがあるメリットばかりの情報ばかり信じていませんでしょうか?

本当は週5日働くより、給料が下がってもフリーターとして自分の夢を追いかけたり、自由な時間を手に入れたいとは思っていませんでしょか?

多角的な視点で情報を集め、そこから判断するのも一つの手段です。
自分がどのように生きたいか、自分の気持ちに素直になって判断するのも一つの手段です。

どの意見が正しいかは自分で決めることであり、他人が決めることではありません。

何を重視して生きるかは人によって異なるからです。

2:メディアの情報を信じない


 ネットもメディアも多くの情報を発信していますが、その情報が全て正しいなんてことはありえません。

 テレビでのインタビューの場面で、学生の回答が「みんな〇〇というアプリを使ってコミュニケーションをとっています」と回答した時に、我々視聴者目線で見ると、「学生の間では、このようなアプリが流行っているのかぁ」といった感想を持つことでしょう。しかし、実際はその学校や地域でしか流行っていないものであったり、蓋を開けてみれば、そのアプリの宣伝であったなんてことはザラにあります。

 もし、視聴者の方が学生であれば、学生のみんなが使っているアプリだから自分もアプリ入れないといけないと思いかねません。

ここで大事なのが、そのアプリを自分が使いたいのか使いたくないのかで判断することです。そのアプリに興味があるから使ってみようと思うならば、使ってみれば良いのです。興味もなく、使う気もないなら使わなくていいのです。

みんなが使っているからという理由でこのアプリを使わなければ、という思考だと、ずっと同調圧力に左右される選択を続けることになるかもしれません。

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