パソコンがなくても、iPhoneだけでホームページを更新したいという人は多いと思います。最近はスマホだけでできるツールも増えており、更新の目的(文章更新・画像差し替え・デザイン修正など)によって選ぶ方法が少し変わります。ここでは目的別にわかりやすく解説します。
1. 【文章や画像の更新】だけなら「WordPressアプリ」や「ブラウザ編集」で十分
すでにWordPressでサイトを作っている場合は、**「WordPress公式アプリ」**を使えば、記事の追加・編集・画像の差し替えまでiPhoneだけでできます。
アプリを使わなくても、SafariやChromeなどのブラウザからWordPressの管理画面にアクセスしてもOKです。
ただし、テーマやプラグインの設定変更、デザイン調整などはスマホ画面だとやや操作しづらいので、文章中心の更新に向いています。
2. 【ノーコードでサイトを作る/更新したい】なら「STUDIO」「Wix」「ペライチ」など
デザインも自分でいじりたい場合、ノーコードツールが便利です。
これらはiPhoneのブラウザからアクセスしても動作し、テキストや画像をタップして編集するだけで簡単に更新できます。
STUDIO(スタジオ):デザイン性が高く、スマホでも編集しやすい。公開も早い。
Wix(ウィックス):テンプレートが豊富で、ドラッグ操作でページを編集できる。
ペライチ:LP(ランディングページ)作成に強く、操作がとても簡単。
どれも無料プランがあり、スマホ単体でも公開まで完結できます。
3. 【本格的なコーディングを伴う更新】は、基本的にパソコンが必要
HTML/CSSやJavaScriptで作られたサイトを編集する場合は、スマホから直接ファイルを触るのはかなり難しいです。
しかし、どうしてもiPhoneでコードをいじりたい場合は、以下のようなアプリを使う方法があります。
Textastic や Koder:コードエディタアプリ。FTP接続でサーバー上のファイルを直接編集できる。
Working Copy:GitHub連携でリポジトリを管理できる。
Termius:SSH接続でサーバーにログインしてファイルを更新することも可能。
ただし、スマホのキーボードでは誤入力が増えるため、短い修正や緊急対応向きです。
4. 【SNS感覚でサイトを運用したい】なら「note」や「はてなブログ」もあり
もし自分のホームページを頻繁に更新する目的が「情報発信」や「ブログ投稿」であれば、
無理にHTMLを触らず、noteやはてなブログなどで代替するのもひとつの選択です。
どちらもiPhoneアプリがあり、画像や文章を簡単に投稿できます。
その後、独自ドメインをつければ、見た目も立派なホームページとして運用できます。
まとめ
iPhoneだけでも、更新の目的をはっきりさせれば意外と自由にサイトを管理できます。
まずは「どこまで自分でやりたいか」を決めて、無理のない範囲から始めてみるのがポイントです。