『待遇・条件という深い穴』の話

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~やっと記事を更新できる時間が出来ました。毎度どうも~


特に忙しい自慢ではなくて、単に処理能力が低い『爺』というだけのお話。


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さて、掲題の件。


私は転職エージェントですので、企業様とお打ち合わせもしますし、


求職者の相談にも乗ります。


求職者さんから色々と現職・前職のお話を聞く訳ですね。


それでその求職者さんから一通りお話を伺った最後に、


こういった事を「ざっくりと」聞いています。


「将来的にはどうなりたいの」

「(そうなる為に)絶対に外せない条件はなに?」


とてもザックリと緩く聞くものですから、求職者さんも少し困るようですね。


大体は業務に関するお話なのですが、


中には「絶対に外せない条件は?」と聞いてみたら、


待遇に関してのお話が出ることがあるのですね。


そういった事を考えたり、発言したりするのは、


決してダメなことでは有りません。


むしろ大切な事なのですね。


だだ!


その待遇・条件が入社を決める上で一番の理由だとするならば、


少し具合が悪いのですね。


例えばこういった待遇条件が入社を決める理由


・土日祝休みでないとダメ。
・残業が30H/月以内でないとダメ。
・転勤無しでないとダメ
・住宅手当が無いとダメ・・・
(まだまだたくさんありますがこの辺で)


上記の様な事を一番で考えるとどうしても具合が悪いのです。


なぜかというと・・・・・・


企業(法人)も生き物なので、どんどんと変わっていくからなのですね。


企業も『今のところ』土日祝が休みで残業が30H/月以内なだけです。


売上が上がってくると、土日出勤や労働時間が増えることも出てきます。

売上が下がってくると。住宅手当などの諸手当は無くなるかもしれません。


販路を広げるために、転勤(栄転)もあるかもしれません。


人も企業も生きているので変わるのです。


では入社後に、生き物である企業が変わったらどうします?


また、辞めますか?


そんな事を繰り返していたら、


そのうち履歴書の「職歴欄」は一杯になりますよ。


条件待遇はとても大事な事です。


しかし、ご自身が転職する際は


「自分がどういった分野で社会に貢献できるのか?」
「そのために必要なスキルは何か?」
「そのスキルを得る為、活かすためにはどういった職種、業種で戦うべきか?」


そういった基準で考えた方が良いのですよ。


まず、そこを考えていただいてから、


「出来たらあった方がいい」という感じで


「待遇・条件」を求めた方が良いでしょう。


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好きな仕事をしていて、多少待遇が悪くなっても頑張れます。


復活も出来ます。


ただ、好きでもない仕事をやっていて、待遇が悪くなったら。


それが多少でも耐えられないのではないですか。

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