さて、今まで実際の面談(ご相談)の際に何度もお話している事です。
それは『面接は営業と同じ』ということなのです。
法人営業的でもありますが、より個人営業に近しいのですね。
限られた時間で
「この人ともう少し話したい」
「もっと話を聞きたい」
「よい。よいよー!」
お相手(面接官さん)がそうなるように、自らが進めていくものなのです。
自分と、自分という名の商材を「売り切ってくる場所」。
それが面接。
そう考えた方が良いのです。
そんな売り切ってくる場所なのにもかかわらず、
・マニュアル的な自己紹介
・マニュアル的な受け答え
・マニュアル的な最後の「あるある質問」等
そんなシーンでマニュアル一辺倒なことをしていれば、
もれなく面接官さんが目を開けて寝てしまいます。
そんな燃料の入っていない飛行機みたいな人に期待も持てないですものね。
これでは面接官さんも味方になってくれません。
面接官さんも「興味をもったので」
わざわざ面接してくれているのにガッカリです。
面接は自分自身を自社製品に見立てて、売り込むのが良いのです。
面接は、お客さん(応募企業様)にパンフレット(応募書類)を送って、
お客さんから「もっと詳しく聞かせて!」と。
そのように呼ばれて、訪問しているのと同じなのです。
営業活動と同じなのです。
そんな営業的な場所で「あるある的なマニュアル」で対応されたら、
売れるわけがありません。先様もガッカリです。
そもそも・・・・・
そんなので売れたら、営業職の人たちは誰も苦労しませんものね。
お客さんのニーズをつかみ自分で自分の事、自分の良さ、
自分を導入することによって得るメリットを売り込みましょう。
冗長になる事と、Q&Aのズレはもちろん注意したほうがよいですが、
制限時間内で自分を売り切ってくるのが面接です。
自分を売り切る事がまだ無理ならば、まだ応募はしない方が良いのです。
営業活動ですので、ロープレはしておいた方がよいでしょう。
マニュアルのみは良くありませんが、とはいえ練習は必要です。
誰かに聞いてもらった方がよいですね!