ライフイベントの大きな支出を把握しよう!

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こんにちは!

ファイナンシャルプランナーのにっしゃんです。

今回はライフイベントの大きなお金の支出をまとめていこうと思います。

人生には「結婚」「住宅購入」「老後」などお金のかかるイベントがたくさんあります。

その度にイベントにかかるお金を把握していないと予想外の支出につながってしまい、他のイベントに影響が出る可能性があります。

そのため一般的な支出額を把握してイベントに備えていきましょう!!



1.結婚

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婚約~新婚旅行にまつわる金額

約393万円 

※「ゼクシィ結婚調査2021年」より

2020年の調査では約493万円でしたが大きく落ち込んでいます。

新婚生活の家具・家電購入費用

約59万円 

※「ゼクシィ新婚生活実態調査2020」より

新居の初期費用(引越し費用、敷金、礼金など)

約50万円

結婚といっても約502万円のお金がかかってきます。

結婚式や新婚旅行をしなければ大きな金額はかかりませんが結婚式・新婚旅行をしたい場合はしっかりとお金の備えをしておきましょう。

2.出産

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出産費用

約47万円 

※「出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)」より

出産育児一時金が42万円支給されるため自己負担額は大きく下がります。

直接支払制度を利用すると出産育児一時金が直接医療機関等へ支払われるので医療機関等の窓口で出産にかかった費用を支払う必要がありません。


3.子育て・養育費(子供一人あたり)

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未就学児

年間約104万円
(未就園児:約84万円 保育所・幼稚園児:121万円)

小学生

年間約115万円

中学生

年間約155万円 

※「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査」より

高校生

(公立)年間約141万円 (私立)年間約192万円


大学生

(国公立)年間約139万円 (私立)年間約192万円

※「令和2年度 学生生活調査結果」より

全て公立高校に通ったとしても約2758万円かかります。

私立の学校に通うことになればさらに費用がかかってきます。

子育て支援の制度をうまく活用しながら将来に備えていきましょう。

4.住宅購入

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注文住宅

全国平均4,615 万円(土地購入資金込み)

分譲戸建住宅

全国平均 3,851 万円

分譲マンション

全国平均 4,457 万円

※「令和元年度住宅市場動向調査」より

上記の金額以外に住宅ローンを借りる場合は金利がかかってくるのでより大きな支出になります。

人生で一番大きな買い物といわれるマイホームなのでしっかりとお金の対策をしていきたいですね。

5.老後の支出

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最低日常生活費

平均22.1万円(月額)

ゆとりある老後生活費

平均36.1万円(月額)

※「生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和元年度」より

老後の生活なると年金では賄えない部分は自分の資産から切り崩していくことになります。

そのため早くから老後を見据えた資産形成を始めておく必要があります。

7.その他

自動車購入
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新車・中古車

平均170万円

平均金額のため金額が高いように感じますが中古車を購入することで金額は抑えることができます。

自動車は維持費もかかってくるため自身の身の丈にあった自動車を購入しましょう。

親の介護
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一時費用

平均74万円

月々

平均8.3万円

※「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」より

親の介護は突然必要になる場合があるためしっかりと貯蓄しておく必要があります。

また、介護費用は要介護度によって利用できるサービスや限度額が決まっているため、一概に金額を出すことは難しいですが様々な公的サービスや制度をうまく活用していきましょう。

まとめ

今回見てきたように、「結婚」「住宅購入」「老後」などライフイベントにはそれなりのお金がかかってきます。

そういったライフイベントを乗り越えていくにはどうしても「お金」が必要になります。

「お金」に対する知識を早くから身につけ、きたるライフイベントにしっかりと備えていきましょう。

それでは良い1日を!!


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