普段は在宅ワークと出社が半々くらいなのですが、先週は仕事が忙しく出社をする生活でした。
同僚とチームを組んで仕事をしていたのですが、その時に上司から「このチームのメンバーが揃うと本当に有り難いし嬉しいよ」と言っていただけて、忙しいながらも私達の仕事のモチベーションはかなり上がり残業も気持ちよくこなせました。
上司はよく感謝を言葉に出して私達に伝えてくれるので、気持ちを素直に受け取りやすく仕事のモチベーションが上がります。
時に厳しい事も言われたりするのですが、上司の言葉は全てその場に必要な言葉なので不快に思うことはありません。
仕事をしながらも、私はこの言葉の大切さや伝えるべき言葉と呑むべき言葉について深く考えさせられました。
【声に出すことの大切さ】
これは推し活にも通ずるのですが、相手に対して声に出して伝えるということはとても大切なことです。
特に他人同士や面識が浅い人同士の場合は言葉に出さなければ気持ちや思っている事は伝わらないので、良い言葉は相手に伝えて損はありません。
私自身も推し様に対して良いことはどんどん口に出して伝えたことで距離も縮まりました。
特にリアクションが薄いといわれている推し様と接する際に周りから「三葉さんにだけ○○君よくしゃべるよね」と言われた時は、こういった積み重ねの効果だと感じてます。
推し活している中で特に話すのが苦手な方は声に出すことを意識した方がいいです。
何も言えず後悔したり上手く話せず悩んでいる人は、本当に伝えたいことや相手が受け取って嬉しい言葉を選んで声に出すことから始めてみてください。
その一言が相手のモチベーションに繋がったり、自分への印象を変える出来事に繋がるキッカケにもなります。
言葉には効力があるので、相手に対してプラスになる言葉は相手にも自分にもいい影響をもたらします。
愚痴の少ない人や悪い事を言わない人は外に出すべき言葉と出さないで置く言葉の選別ができているので、とても安定していて波動が高い状態の人が多いです。
反対に悪口は外に出すけど感謝や人を褒める事は口に出さない人はとても波動が低く、生活が上手くいかないことでどんどん悪循環に入り込んでしまいます。
相手に対して感謝や褒めは恥ずかしいことではなく相手も自分も高めるいい言葉なので、躊躇わず声に出してみるといいかもしれません。
【声に出すことの後悔】
声に出すといっても何でも声に出していいというわけではありません。
上司の場合は自分の機嫌に関わることや相手を傷つけることは絶対に言わないので、そのことで言葉に重みと説得力があります。
しかし、中にはその正反対の発言をしてしまう人も多くいらっしゃいます。
感情任せや考え無しに発言してしまう人は相手に対して傷つくことや否定する事を平気で言ってしまい人間関係を自ら拗れさせる事があります。
相手がどう思うかよりも自分の感情を優先している時点で、受け取る側は「自分は大切にされない」と感じてしまう為、表に出さなくても心で距離は取るでしょう。
言葉は強い効力があるので、一度言ってしまったら消える事はありません。
言葉の大切さを理解していない人ほど感情任せに発言したり人を傷つけることを平気で口にしてしまいますが、後になって後悔しても相手の心には一生残る可能性があるので取り返しが付かないことは理解しておきましょう。
推し活の場でも推し様に対して自分の感情をぶつけたり自分本位な言葉を言った経験がある人は、知らないうちに推し様のマイナス点を付けられている可能性も。
いくら後から弁解したり取り繕ったとしても、発言をした場面で「感情的になった」という事実と言われた言葉は消えません。
推し様も表面上では相手はファンなので気にしない素振りや忘れているように振舞っていますが、少なくとも嫌な経験や悪い印象は相手の中に刻まれています。
プラスだった出来事をマイナスな印象で塗り替えることは簡単ですが、マイナスだった印象をプラスに書き換えることは今後の人生全てノーミスで相手に接していかない限りは無理に等しいです。
何でも話しすぎたり言葉を選ばず言ってしまう自覚がある人は、自分の言葉が人間関係に影響を与えているという自覚を持って言葉を選びましょう。
【ありがとうの効力】
ありがとうという言葉には大きな効力があります。
普段から様々な場面で使うことがありますが、私は普段から家族間の中でもありがとうが多い家庭で育っていたと感じました。
自分のために誰かが何かをやってくれることを当たり前と思って育ってしまうと、他人に何かをされた時に礼儀のない態度を平気で取ってしまいます。
私の家庭は家族間でも誰かが誰かのためにしたことに対して「ありがとう」と言っていました。
それが当たり前だったので、外で過ごしても自然と「ありがとう」が出てくるようになってます。
以前の職場で働いていた時、早番で先に帰る人が挨拶をした時も私は「今日もありがとね」と自然と返していたんですが、ある時同僚から「三葉さんだけいつも仕事のあとありがとうって言ってくれるよね、すごく嬉しいよ」と直接言われました。
そういったちょっとした一言の積み重ねもあって、私がピンチの時には同僚が率先して仕事を手伝ってくれたり、休憩に入る際も先に休憩行っていいよと声を掛けてくれたり、相手から気遣いを感じる場面も多かったです。
今の職場は上司も仕事終わりに「ありがとう」と言うので、一部の人達には自然とありがとうが浸透しています。
仕事をやって当然なのではなく、上司や周りからありがとうが聞こえるたびに役に立っているんだと実感できて仕事のモチベーションも上がります。
今の仕事の離職率が低いのも納得できました。
中には全く「ありがとう」や挨拶ができない人も一定数いますが、そういった人達は周りからの評価もそれなりなので、たった一言の挨拶やありがとうが言えるか言えないかで周りからの扱いも大きく影響があると感じます。
【浄化の為の発言】
言葉の中にはマイナスな言葉でもストレスを溜めない為に出すことが必要な場合があります。
自分の中で溜め込むことで消化しきれず、そのことで余計にストレスを蓄積してしまうのは良くありません。
そういった場合は誰かに話を聞いてもらったり、相談しながら外に吐き出すという行為が必要になってきます。
この時に注意すべき点は「感情的にならないこと」です。
マイナスな発言に感情を乗せてしまうと聞き手側にも物凄くストレスがかかります。
それに加えて自分を理解してもらおうとか、同意させようといった相手を都合よくコントロールしたい気持ちが加わると余計に相手への負担を起こしかねません。
そういった事が続いた場合、知らず知らずのうちに相手から距離を置かれたり、疎遠になっていたというパターンもよくあります。
自分だけが話をして相手の話を聞かないとなると、相手にとっては「都合のいいサンドバック」と思われても仕方がない事です。
相手は機械ではなく人間なので、自分だけが話しすぎたら次は相手の話の聞き役に徹したり、あまり負担をかけさせないための配慮はそれなりに必要です。
感情がこもればこもるほど聞き役は自分が直接言われているくらいの臨場感と負担があるので、人間関係が悪化する原因にもなります。
マイナスな事を浄化するつもりが親しい人を遠ざける結果に繋がることもあるので、外に出す時も配慮とバランスは必要になってくるでしょう。
そういった配慮が無理だと思う人は誰にもみられないツールに書き出して表面化させて発散する事をオススメします。
【感情の乗る言葉と上辺だけの言葉】
意外と人の言葉には感情が反映されやすく、受け取る側は上辺だけの言葉には気づきやすいです。
特に相手のことが好きで下心があり褒める言葉や、何かをして欲しくてお願いする時の持ち上げる行為で使われる言葉には感情が乗せられていないと勘付かれやすいので注意しましょう。
発言する人自身が鈍感な人であれば余計にその言葉の違和感に自分では気づいておらず、相手側はその人の言葉に対して全く重みを感じないまま受け流されるケーるも多くあります。
推し活の場でも心から気持ちを伝えてくれるファンと上辺だけで言っているファンは、敏感な推し様は直ぐ気づくといいます。
好かれたい・注目されたいから歯の浮くようなことばかり言ってくるファンもよくいるようで、推し様からすると「大袈裟すぎる」「ポエムみたいで恥ずかしい」と感じる事があるようです。
大袈裟な表現や言葉を並べて壮大なスペクタクルを演出しようとしている人よりも、シンプルに「ずっと好きで応援してます(>о<)」と言ってくれるファンの方が刺さったりするようです。
本当に自分自身の目で見て気づいた推し様のいいところや、表立って褒められていない部分を上手く褒められれば推し様も言われて嬉しいようですが、自覚がない部分や過剰な褒めに対しては上辺だけに感じてしまうという本音も。
感情の乗らない言葉はお世辞や社交辞令と同じなので、無理に褒めようと思ったり格好つけようとする言葉は相手に響かず「いつも調子のいいことばかり言う人」「口先だけの人」と思われる可能性があります。
【自分を着飾るためだけの言葉】
言葉の中には自分を良く見せたい為だけの無意味な言葉も存在します。
職場の先輩にもそういった方がいらっしゃるのですが、言っていることは立派だけれど行動が一切伴っていないことで周りからの評価が低いです。
その言葉通りに本当に動けたり成果を挙げていれば有言実行で本当にかっこいいと思いますが、言うだけ言って蓋を開ければ何一つできていないというただのナルシスト状態になっていました。
結果的に途中で私達に頼って仕事を終わらせる事になったにもかかわらず、本人は自分の力で達成したといわんばかりなので、上司もそれは見抜いていてそれなりの評価に留まっています。
着飾る言葉を平気で口にする人は理想ばかりが高く他力本願な面があります。
他人がどうにかしてくれるという甘えを持っていることで、自らが実行し自分の力で動く事をしないので、本当に自立心の無い人間性だと感じてしまいます。
本人は自分を良く見せている満足感があると思いますが、受け取る側は行動が伴っていないことは見えているので「口先だけの人」「ナルシスト」といった評価をせざるを得ません。
経験や実績から出る大きな言葉は説得力がありますが、まだ結果の無い理想だけに対して大きな事を述べるのはただただ自分を過大評価しているだけで、自らハードルを上げるだけの行為です。
自分を大きく見せたり良い印象を与えたいというのであれば発言に対してそれなりの実績を挙げる必要があります。
推し様の前でもたまに「アイドル目指してます」や「資格勉強頑張りたいので頑張れと言ってください」等を言うファンはいますが、実際に達成できて結果報告してくれるファンには好感が持てても、実は目指すだけで何もしていなかったり結果が伴っていないファンに対しては「口先だけの人」と思われてしまいます。
一度挫折したけど続けている人に対しては推し様も気にかけて応援してくれる事はありますが、本当に最初だけ口にしてそれ以降は何の音沙汰も無かったり結果が見えてこない人はただの見栄っ張りやその場の話題作りの嘘だと思われても仕方がありません。
自分を着飾ろうとする言葉は結果が伴わなかった時に自分自身を苦しめることに繋がるので、本当にやる気がある時以外は安易に口に出さない方が相手からの印象を下げる事は避けられます。
安易に発する言葉の中にも自分で自分を苦しめる言葉が含まれていますので、周りから評価されていないと感じたり人付き合いが上手く行かないと感じる人は普段の発言を良く考えてみるといいかもしれません。