推し活を辞めて起こった変化

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私はある推し活を引退しましたが、その後の生活に変化がありました。
繋がっている別ジャンルの推し様にも推し活を辞める話はしていたのですが、その推し様は「自分に何かしら変化が起こる前触れかもしれないね」と言っていたので、私自身も今回の推し活に関しては前向きに辞めようという気持ちになれました。
急な環境の変化や気持ちの変化は自分自身に起こる変化の前触れだという事に気づくと、モヤモヤする気持ちが全くなくなります。
推し活引退前の推し活お休み期間は「もしこの推し活を辞めたら何をして楽しさを補うんだろう」「また熱が取り戻せるだろうか」という気持ちがありましたが、今現在はそういった考えがありません。
自然に身を任せて抗う事を辞めた途端に、物事が上手く進むのだと実感しました。

【推し活引退後に起こった変化】

推し活を辞めて最初に起こったのは仕事の昇級です。
ちょうどその時期に中間の査定があったのですが、上司から昇級の報告がありました。
実は春にも昇級はあったのですが、今回の査定の機会に上司から新しい仕事と共に打診があったんです。
私としては普通に与えられた仕事をこなしていただけなので特別何かをしたわけではありませんが、タイミング的に上げれる時は上げるという上司の粋な計らいもあって仕事面での大きな変化を迎えました。
仕事内容も少し今までとは難易度が変わりますが、やりがいは感じているので素直に受けて良かったと思っています。

また、私生活でも徐々に変化を迎えています。
以前ハマっていたジャンルの知り合いから数年ぶりに連絡があり、久しぶりにやり取りをしました。
話していると懐かしく、なんとなくそのジャンルを久々に見てみると新鮮な気持ちで楽しめたんです。
きっかけをくれた方とも久々に交流ができ、今ではそちらのジャンルを少しずつ楽しむ事ができています。

自分から何かを起こそうとする前に、既に周りから変化の兆しが流れ込んできたように感じます。
変化を迎えるときは抗おうとせず、流れに身を任せてみるのも一つの手段だという事に気づきました。

【時間と余裕が増える】

今まで推し様を見聞きしていた時間が自然と他の事をする時間に置き換わりました。
最初はまだ推しの動向が気になったりしていたのですが、今ではSNSで情報を見なくても気にならないくらい他のことへ興味の対象が移っています。
今まで使っていたその時間を、何となく見聞きしたいものに向けて他のものを鑑賞しているうちに、気づいたら周りの人との話題が増えたように感じます。
見た映画の話をしたらそれに合ったオススメの他の作品を紹介され見てみたり、同じ物を見た人との会話が弾んだり、時間の使い方を変えた事で人間関係にも良い変化があったように感じました。
今までは時間が空けばすぐ推し活に当てていたんですが、離れてみるとその時間がどれだけ多かったのかがわかります。
推しの為に捻出した時間は自分の生活や人との関わりの時間、また自分の休息にあてることで体調面も良くなったように感じました。

【必要な人や自分に合う人がわかる】

今まで推し活仲間とはLINEでやり取りをしていましたが、私が推し活を辞めてからも継続的に連絡をくれる人達が偏ってきたように感じます。
特にポジティブ思考の明るい人達からの連絡が中心になっていることに気づき、今まで連絡が頻繁だったけどマイナス思考だった人達が推し活引退を機に自然と離れたように感じました。
基本的に用事がない限りは私から連絡をすることは無いのですが、未だに連絡をくれる人達は面白い話題や近況報告などプラスの連絡をくれるのでそれにも救われてます。
推し活を辞めるというのは思い切った判断ですが、それにより人間関係のめぐり方も変わるので、自分に大切な人間関係がどこにあるのかが見えてきたように感じます。
どんなに仲良くしていた人でも、推し活がなくなると案外ドライなんだなと気づく事もできました。
推しという共通のもので共感し合える人たちでも、元々の合う合わないは存在していて、そこに「推し」を外した時に本当に合う人かどうかの判断ができます。

【お金が貯まる】

一番はこれに尽きると思いますが、推し活を辞めた途端に出費が大幅に減りました。
現場に行くためのお金もそうですが、遠征をしていた時は旅費などもかかっていたので相当お金を使っていたように感じます。
今は物価高の影響もあり、ほんの数年前まで素泊まり5,000円前後で泊まれていたホテルが安くても7,000円代になっているなんてこともざらにあります。
毎回行く遠征先の場合は同じホテルを何度か利用していたので価格の変動を特に感じていました。
推し活にあてていたお金はそのまま生活費の足しにしたり使わず取っておいているので、辞めてからのここ数ヶ月で余裕を感じるようになりました。
また、推し活のグッズも全て売り払いそこでも小金を作ることができたので、推しに需要があるうちに手放すのも一つの手段だと思います。
昔一時的にはまっていた推し活では解散と共に推し活を辞めることになりましたが、そうなると需要が下がるのでグッズがなかなか売れずに最後の方は無料で欲しいファンへあげるといった処分方法になっていました。

【後悔がない】

推し活を辞めてから後悔したかというと、現時点では一度も後悔していません。
むしろ新しい生活の価値を見つけたことで有意義な暮らしができていると思います。
恐らくまだ熱があって迷っている時点で推し活を引退していたら多少の後悔はあったかもしれません。
しかし、自分の中で潮時を感じきっかけに気づいたことで未練なく引退できたので、見極めるタイミングが間違っていなかったことを実感しました。
推し活を辞めようか迷っている人もいると思いますが、自分の中でなにをきっかけに決意するかで後悔なく引退できると思います。
まだ微かに希望があったり楽しい気持ちがあるのなら早まらずに様子を見る方がいいでしょう。
中には私のように何かの前触れで突然興味が湧かなくなる人もいるでしょう。
その時は抗わず従ってみると新しい発見があると思うので、自分の感覚を大切に生活してみてください。
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