推し活をしている中で「この人のマインド最強だな」と思う人がいました。
ポジティブの活用方法が上手く、周りとの軋轢を作らない非常に良い推し活をしていると感じます。
その方は運も強く、チケット当選や良席の確保など様々な点で羨ましいと思える出来事が重なっています。
恐らくマインドが関係しているように感じたので、今回は推し活中の最強マインドを作る方法をお伝えします。
【ネガティブな出来事をポジティブに変える】
その方を仮にMさんとします。
Mさんはネガティブな出来事に直面してもそれをマイナスに捉える事がありませんでした。
ある時、チケットが当選しなかったMさん。
周りの友達は当選していたようで、この時に「きっと次に会える時に楽しい事が待ってるから今はその貯金の時期なんだ!だから今回は休んどけって事か!」と、前向きに捉えていました。
本来なら「悔しい」や「何で自分だけ?」と思うかもしれません。
しかしMさんはこの出来事を次に良い事が起こる前兆だと捉える事で、全く落ち込む素振りを見せませんでした。
結果的にその次は良席のチケットが当たり、推し様を目の前で堪能できたようです。
この考え方はとても有効的で、Mさん自身は自覚が無いかもしれませんが、良い未来を引き寄せる為のポジティブマインドを自分自身で作れていると感じました。
ある時は推し様との撮影会の日に電車の遅延で会場に着くのが後れたことがあります。
夏だったので必死で走り汗だくで、化粧も崩れてコンディションが悪いまま会場に到着。
メイクを直す暇も無くギリギリのところで受付完了。
本来ならこの時点で「最悪・・・」「ついてない・・・」と思うところを、Mさんは「間に合ったラッキー!」という考えで撮影会に挑みました。
汗だくのMさんを見て推し様は「大丈夫?」と声をかけたようですが、Mさんは「電車が遅延して遅れそうになって走ってきました(笑)」と笑顔で答え「会えて嬉しいです!」と推し様に伝えたそうです。
撮影写真の出来栄えは良くなかったと言いますが、結果的に推し様は「これしかないけど・・・」と言って持っていたポケットティッシュをMさんにくれたようです。
きっとMさんがテンションを落としていたりブツ腐れていたら、推し様もこのような優しさを出す事はなかったと思います。
本来なら遅れそうで最悪!メイク崩れてまともな写真撮れなかった最悪!となるところですが、Mさんは「間に合ったからラッキー!」「推し様に会えたから良かった!」というポジティブさで運を味方につけたように感じます。
【他人と張り合わない】
Mさんは他人との距離感が上手いところがあり、推し活仲間も平和な人達が周りに多いと感じます。
誰かが良い思いをした時に妬むのではなく、一緒になって喜ぶのもMさんのマインドの特徴です。
Mさんと現地で会った際、終わった後に一緒にご飯を食べながら、周りを羨ましく思ったり妬ましく思うことは無いのか尋ねてみました。
Mさんは「羨ましいと思うことはあっても妬ましくは思ってないかな?だって自分もそれなりに楽しい経験してきたし」と、前向きな回答がありました。
自分の経験を大切に良い思い出を自分で思い出しながら消化しているので、人との軋轢が生まれないようです。
推し活をしていると「自分だけが特別でありたい」という気持ちを持つ人が多いです。
しかし、Mさんは自分がされた事は自分がされた事、他人の出来事は他人の出来事としてしっかり区別して他のファンと比べる事がありません。
そうした自己防衛にも似た良い距離感の考え方を持っていることで平和に楽しく推し活ができているのだとわかりました。
【無理をしない】
Mさんは遠征にも積極的に行く方ですが、決して無理をしません。
ある時遠征に行くかどうか連絡してみると、Mさんは「今回は日程がキツそうだから諦める~」と、自分の生活も加味して行く先を選んでいました。
「その代わり推し様の誕生日近いからその日に必ずいく!」と、行けない分は別の日のための貯金だという思考で調整しています。
グッズを買う時も、今日は買う!今日はいらない!と、その日のコンディションに合わせて無理のない推し活をしていたのでストレスや後悔がないようです。
推し活をしていると、無理をすれば報われると考えているファンも少なくありません。
しかし、必ず報われるわけではなく、無理をしても結果がついて来ない事だってあります。
全ては自分のコンディションや精神力がその日の満足度に繋がるので、Mさんの場合はどの現場に行っても必ず楽しめるマインドを自分で持っているというのが一番の強みになっていると感じました。
それも無理をせずできているので、まさにMさんは日頃の習慣や性格が功を奏していると思います。
【推しに対する満足度】
正直に申しますとMさんは推し様のオキニでもあります。
民度の高さに加え、いつも楽しそうに来てくれることで推し様も安心感を覚えているのか、Mさんが推し様に好かれているのは納得です。
推し様に対してこういう関係になりたい、こうだったらと思うことは無いのかMさんに聞いたところ「会えるだけで満足!」といつも言っています。
人により推し様へ過剰な期待を寄せて自滅するファンも多い中、オキニであっても基本は「推しに会えた、それで満足!今日も推しはかっこいい!」というシンプルな状態で推し活をしていて凄いと思いました。
恐らくMさんは推し様に対してプレッシャーを与えていないというのも推し様の安心材料に繋がっているのかもしれません。
推し様に過度な期待を押し付けず、自分の中で満足度の設定を調整する事で毎回楽しいと思えるMさんのマインドは簡単なようで難しい事です。
そういったことが日頃から自然と出来ているMさんのマインドは推し活において最強のマインドだと私は思いました。