Deep Researchってさ・・・

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使うことある?

こんにちは。しんです。

前回の記事でGeminiのDeep Research機能を使ってみました。
サクサク調べられて一見便利なのですが、いつ使うんこれ?って思ったので考えてみました。

そもそもディープリサーチってさ:

そもそもディープリサーチって普通に検索するのとどう違うねん、問題。

ぼんやり考えてみたんですけど、人間が一生懸命になって調べものするときって多分以下のようなシチュエーションな気がするんですよね。
・高い買い物するとき
・転職するとき
・引っ越しするとき
・投資するとき(資産運用)
・ローン組む時
・仕事で使う
などなど。

これらの共通点って「長期的な計画」だと思うんです。
今日の晩御飯の買い物行く前にめっちゃ調べたりしないですよね。

で、もう少し付け加えると「長期計画におけるリスクとリターンの把握」がしたいときだと思うんです。

例えば数百万する買い物、車とか買うとき、この商品で大丈夫か?後悔しないか?一番安く買えるのはどこだ?いつだ?みたいな。
あとレビューとか調べて、すぐ壊れたりしないか?とか確認しますよね。

投資とか転職とかも大体似たような方向の考え方だと思うんですよ。

つまり、Deep Researchを使うシチュエーションは、こういう人生のターニングポイントにもなるような、長期的なリスクリターンに関わる意思決定が必要なとき。

である。

あとはこういうブログとかYoutubeみたいなコンテンツ用ですかね。
ていうのが、ただの検索と比較しての、「利用するときの背景」の違い。

じゃあ機能としてはディープリサーチはただの検索とどう違うのか。

例えば車の買い替えを予定してる人がいたとするじゃないですか?
検索エンジンだと、ネットで販売価格の相場とか、ローン組むなら金利とか、中古車情報とかそういうの調べますよね。

けどディープリサーチは人間の意図とか目的を考慮してリサーチ結果をまとめてくるんですよ。

さっきの車買い替えの例だと「10年乗ったスウィフトから、ヤリスとかのSUVに買い替えを検討中。予算は400万程、でもできたら300万くらいで。自動車の販売価格の相場も知りたい」みたいな感じで、背景とか制約情報を付与して、結果を引っ張ってこれるんですね。
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まさに「思考を外部委託」してる感じだと思います。

ただ、ディープリサーチ機能もAIに指示するときのプロンプト同様に、適切な内容で作る技術が必要なんだろうなって思いました。

AIって基本的に、こちらの要件を具体的に伝えない限り、ざっくりとした平均的な回答を出してくるんですよ。

普通の検索なら、頭に浮かんだ順で、「SUV」「中古車販売」「スウィフト 買取」とかで調べると思うんですが、対AIの場合は、それをプロンプト化しないといけません。

頭の中でストーリーを作り、重要なこと、優先すること、やってほしいこと、やらなくていいこと、をまとめて指示(プロンプト)にします。

じゃないと出力された結果を見て、結局自分で情報の取捨選択をする手間がかかりますからね。

まとめ:

Deep Researchはすごい検索って思ってましたけど、やっぱりそれだけじゃなかったですね。検索しながら、情報を整理・編集(質問者の意図をくんで)し、出力する機能。て感じでしょうか。


前回の記事で得たPTG(心的外傷後の成長)についてのDeep Research結果と、今回のちょっと工夫したDeep Research結果を、長いですが以下にぶら下げておきます。興味のある方は見てみてください。

ざっくりしたプロンプトでのリサーチ出力結果と、意図や最終的な目的を考慮して工夫したプロンプトでのリサーチ出力結果です。

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