◆今回のお悩み◆
事業復活支援金をもらったけど、売上げが戻る見込みも立てにくい。
どうしたらいいの?
こんなお悩みを解決します。
✔ 本記事の内容
・事業復活支援金のあとに申請できる補助金等をご存知ですか?
・まず、始めるべきこと
✔ 本記事の信頼性
コロナウィルスの影響は根強いものがあります。製造業から建設業、飲食からサービス業と、その影響は様々な業種・業態に渡ります。
肩を落とす経営者の方々とお話をしていて、本当に営業時間や外出制限といった大規模な制限が解けているのかと、疑いたくもなります。
そこで「コロナ禍で商売がキツい!」の対策として、これまでに”集客のアイデア”、”売上げアップのアイデア”をご紹介しました。
■お客さんを呼び戻す方法(下記リンク参照)
■売上げを上げるための価格戦略(下記リンク参照)
そして、今回は ”事業復活支援金をもらった後にやるべきこと” について解説して参ります。
上記のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
☑ 事業復活支援金のあとに申請できる補助金等をご存知ですか?
中小企業等:20万円
個人事業主:10万円
対象者 :国の「事業復活支援金」を受給し、滋賀県内に事務所または事業所を有する方
申請期間:令和4年(2022年)3月16日(水)~8月1日(月)まで
あなたがもし、滋賀県でご商売をしているのなら、このようにお得な制度を利用できるかも知れません。
「滋賀県事業継続支援金」の名称で現在も募集を行っています。
このような有利な制度は、もちろん関東でも募集しています。
「水戸市事業継続応援支援金」は、令和3年11月から令和4年3月までの期間内で、前年,前々年又は3年前の同月比で売上が30%以上減少した月があること等を対象者として、滋賀県同様の金額で支援金が受けれます。
茨城県水戸市の制度は、国の事業復活支援金の交付要件はありませんので、申請し忘れた方もご安心くださいね。
このように業況の悪化を理由に申請できる制度もあれば、前向きに事業を展開する際の経費を補助してくれるものもあります。業種や業態に関わらず使えるものはまだまだあります。
コロナ禍で商売がキツい!とお感じの方は、ぜひ調べてみてくださいね。
☑ まず、始めること
・会社にとって”お金”はとても大切です。
人間にとっての血液のように、会社のお金の流れが止まると、それは最悪の結果をもたらします。ゼロゼロ融資によって、コロナが蔓延し始めたあの時、とても助かった経営者が多かったのは事実です。
しかし、繰り延べていた返済が始まりました。
借り入れの返済は商いで生み出された利益から返す、利益償還が基本です。あなたのビジネスが利益を生み出す構造になっていないのなら、それは大変なことを意味します。
まず始めるべきは、お金の流れを把握することです。
まずは、ざっくりと月々いくら入ってきて、いくら出ていくのか?
特に出ていくものをシッカリと把握しましょう。
家賃や光熱費、人件費と事業を休んでいても固定的に掛かる経費があります。その他にも、売上げに応じてかかる原材料費や加工賃、といった経費も見逃せません。
このような資金の流れを把握して、無駄な支出を止める。
メモ用紙でもなんでも紙に買いて、形に残す(可視化する)ことが大切です。
幽霊の姿がわかれば、実は風に揺れる布切れだったなんて話は良くあることです。でも、幽霊が怖いと実態をつかもうとしなければ、手の打ちようはありません。
資金の流れの実態を把握し、支出を止める。そして、補助金等で手当する。
このように現在も様々な施策や制度を使うことができます。あきらめずに、情報を貪欲に入手して、あなたの商いに勢いを取り戻しましょう。
さて、今回の記事はいかかでしたでしょうか。皆さんのお役に立てれば幸いです。