言葉だけじゃなく、イメージで理解するために

記事
コラム
ココナラでは初ブログです!
サービスご購入を検討してくださっている方になんとなくでも私の人となりを知ってもらいたいので、ゆる~く語り口調で書いていきたいと思います~。

さて。私、言葉というものが大好きなんですけどね。
言葉じゃ伝えきれない「イメージ」(特に美しさ)を伝えるために絵を描くわけです。
そして、占いを学ぶためには言葉で学ぶだけでなくイメージで理解するというのもとても大切なわけで……
なので、せっかくタロットと西洋占星術と両方学んでいるわけだし、イメージで理解するために
「西洋占星術のハウスにタロット(ウェイト版大アルカナのみ)を当てはめる」
という遊びの様な学習をしました。

※ハウスとは……すごくざっくり説明すると結婚や仕事、自己表現などのような人生における「場面」。誕生時、地球から見てどの惑星がそのハウスに入っていたかによってその場面における心理的傾向などが見える。

以下が、当てはめた結果。

【第一ハウス:魔術師】
世界に臨む(素顔はどうあれ)スタンスのハウス。このハウスの起点が太陽の昇る東の地平線であるASC(アセンダント)。魔術師のカードも「 さあ!私の力を、魔術を見よ! 」みたいな顔をしているから。カード自体の意味として「創造性、クリエイティブ」みたいなところがあるから第五ハウスと迷ったのだけど、検討の結果こちらを担当していただくことに。カードの番号も1ですし☆

【第二ハウス:太陽】
第二ハウスはあなたの持つ資産とそれを「賭・懸」ける場所。私の手元の入門書には「太陽のカードは人物の後ろにすでに築かれた壁があり、その点から達成、ゴールの喜びの意がある」といったこと書かれているのですが人物の方は赤ちゃんなんですよね。そこを含めて拡大解釈すると「持って生まれたものを活かす」にも捉えられるのでぴったりだな、と。

【第三ハウス:女教皇】
知性とその送受信のハウス。このカードに描かれた人物は架空の、いわば「スーパーヒロイン」なんです。実際にはカトリックの教皇に女性がなることはできない。けれど彼女は女性でありながらその地位にいる、という。言うまでもないけれど、もし実在したのなら計り知れない知性と知恵でもってその地位を手に入れた。彼女をおいてほかにこのハウスの象徴になれるカードはいないと私は感じています。

【第四ハウス:皇帝】
基盤、ルーツ、あるいは家族のハウス。心理占星術では特に父親との関係を指すのだとか。父親。男。家長。とくればやはりこのカード!

【第五ハウス:愚者】
迷った!魔術師と迷った!でもこのハウスは自己表現や創造のハウス。自己表現=自我を外へ解放する、と捉えると自由感のあるこちらかな、と。第一ハウスは誕生にあたって「さあどんな自分を見せていこうか!」っていう、素はどうあれ己の「力」を見せていくことだと捉えると魔術師くんにはあちらを担当してもらうのがいいかなと思いました、まる。

【第六ハウス:正義】
健康管理や労働……何と言うか、極めて現実的なハウス。そして社会に対する義務といった、私にとってはちょっと重苦しく感じてしまうハウス(もろにカイロンが入っているあたり自分でも笑ってしまいます)。この厳めしさのイメージでいくと、やっぱり正義かなって……

【第七ハウス:恋人】
西洋占星術やタロットの知識をお持ちの方は「安直ゥー!」あるいは「違くない?」って思った方もいらっしゃるかしら。ま、そう仰らず💦あくまでも一例ってことで。
結婚のハウスとざっくり言われているけれど、現代ではそこに限らず、他者とのパートナーシップと解釈する傾向らしいので。だから、すごく……節制のカードと迷ったんだけど。節制殿には後で出番があるので恋人たちに出番を譲ってもらった結果です。

【第八ハウス:死神】
「安直ゥ―!」その2.
このハウスは古くは「死のハウス」、そこから転じて今では「共有・継承」のハウスとされているのだとか。だから死神?……そのとおりです笑
まあそのまんま感はあるのですが、死神は単に死、完全な終わりというメッセージではなく終わりを経て次のステージへ進むという読み方があります。そのことと、ハウスの意味が死のハウスから共有・継承のハウスと変遷していったこととに繋がりを感じたのでやはりこのカードかな、と。

【第九ハウス:隠者】
哲学と探求のハウス……もう隠者(Hermit)さんしかないじゃない?
そもそもこの「大アルカナをハウスに当てはめる」も……最近、このハウスに惑星5つ、それもライツが両方入っているネイタルをお見掛けして思わず「ハーミットさーん!」と叫んでしまったからして……

【第十ハウス:世界】
人生の目標のハウス。シンプルに、世界のカードが到達とか完成、完璧とかの意味なので。

【第十一ハウス:節制】
ここにきて登場の節制殿。このハウスは友情とかコミュニティ、所属のハウスと言われていて、要は個人の力を超えたところ、他者と交じり合って何かを起こす。そうなると、やっぱり節制殿かと。財力とかじゃなく仲間との繋がりでことに当たるのよ、みたいなイメージです。

【第十二ハウス:吊るされた男】
この第十二ハウスはざっくり「隠された領域」だの「秘密のハウス」だの言われていて……最初にそれを読んだときは「え、何それ」ってチベットスナギツネみたいな顔になったよね。そのあと「集合的無意識」という説明に触れられたときは納得しましたけれども。
ネイタル的にこのハウスに入っている惑星の力は「確かに存在はしているけれど、なにぶん隠された領域だから意識的に使うのは難しい」とされることが多く。そう考えると吊るされて動いたりできないけれど、思考の頭部からは後光が射しているというあたり、あとは深い所(つまり下)に頭が行っているあたりイメージ近いのかなと感じます。

如何でしょうか?
タロットカードもハウスも解釈は人それぞれなので、ここに書いたのはあくまでも一例です。でもこんな感じで、占術を二つ以上使う人(特に命術と卜占)は、占術同士を結び付けてみたりすると遊び感覚で自分なりの解釈を身に付けたり、覚えたりすることができると実感しました。今後もこんな感じで、楽しんで学びを深めていけたらと考えています。それでは、また!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す