『分人主義』から学ぶ生き方

記事
コラム
『その人といるときの自分が好き』



*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚

今回のブログはテーマが難しくて、至らない点もあるかもしれませんが
ご興味を持っていただいた方は読んでみてくださいね☆

*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚

本当の自分はひとつじゃないー 『個人』から『分人』へ
「分人dividual」とは、「個人individual」に代わる新しい人間のモデルとして提唱された概念です。「個人」は、分割することの出来ない一人の人間であり、その中心には、たった一つの「本当の自分」が存在し、さまざまな仮面(ペルソナ)を使い分けて、社会生活を営むものと考えられています。これに対し、「分人」は、対人関係ごと、環境ごとに分化した、異なる人格のことです。中心に一つだけ「本当の自分」を認めるのではなく、それら複数の人格すべてを「本当の自分」だと捉えます。この考え方を「分人主義」と呼びます。

分人主義 ㏋より引用
という考えを提唱している
芥川賞作家の平野啓一郎さんという方をご存じでしょうか?



何年か前は福山雅治さん主演の映画『マチネの終わりに』
最近では、NHKでドラマ化された『空白を満たしなさい』
などの著書が有名です。



今年の11月には
『ある男』
という小説も妻夫木聡さん主演で映画が公開される予定です。




私は、この平野さんの小説や考え方が好きです。

(でも知識が深すぎて、私の脳が及ばず半分以上理解できないのですが笑)

人間の感情感覚の表現力が素晴らしいのです。
そしてこの語彙力のなさ!!


痒い所に手が届くというか、
その言葉に言い表せないようなモヤモヤした感じを
これしかないでしょ!!って言葉で表現してくれる爽快感!!


人にいえない羞恥心とか微妙な背徳感を言い当てる天才です。


もちろんストーリーもとても面白いです。



そして、小説の登場人物もまた、分人主義という考えのもと、
自分とは何か、他者とは何か、生きやすさとは、真実とは?
真理に向き合いながらストーリが展開していきます。



その平野さんが提唱する分けられる個人という考え方
『分人主義』を知って、感銘を受けました。



自分を分けらえない個人として考えて
全部が同じひとつの自分ととらえて
自分の中のつじつまが合わなくなった時に苦しくなり、
自分全体を嫌いになってしまう。ってことなんです。



平野さんが、前に新聞記事か何かで話していたのですが
学校でいじめられてしまった自分だって、
趣味を楽しんだり、家族と笑いあったりする。
でも、いじめられている分けられない個人を全部だと考えてしまうと、
他の楽しんでいる自分も、
そのいじめられているみじめな自分を消したくて
自分で自分を傷つけてしまう。


というようなことを平野さんは話していました。


でも、それぞれの分けられる自分が円グラフのように存在していて
だれだれといる自分が好きだ、
〇〇をしている時の自分が好きだ
△のことをしなくてはいけない時の自分が嫌だ

といろんな自分があって、
その円グラフの中の〇〇の時の自分が好きだ、
をもつことが大事なんだという話していました。



実際は、もっとわかりやすく理路整然と美しい日本語で語られていますが。



でも、
人はついつい、その中の嫌いな自分を、自分で嫌い、
それが極まると〇〇が好きな自分たちが、
〇〇が嫌いな自分を自分を消そうとしてしまう、というのです。


自分を愛したい、愛しているからこそ、
愛せない自分を忌み嫌い、否定し、消そうとする…。


―(T_T)→ グサッ!!!


でも、この嫌いな自分を、好きな自分が受容し、
支えることもできるというのです。


嫌いな自分も色んな円グラフに中の自分の一人なんですね。


せめて自分くらいは、自分を好きでいてあげたい。


でも、これが一番難しいのかもしれないですね。


久しぶりに、平野さんの小説、読もうかな。


*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚


『私とは何か__『個人』から『分人』へ』平野敬一郎


人生において知っていていい一冊であり、作家さんだと思います☆


最後までお読みいただきありがとうございました。



あき




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す