チラシを作っていて、
「形は整っているのに、なぜか反応が出ない」
そんな違和感を覚えたことはありませんか。
制作会社で10年以上勤務し、フリーランスとしても5年以上活動していますが、私自身、チラシを作っていて「崩れてはいないのに、手応えがない」と感じた経験が何度もあります。
配色も文字サイズも大きく失敗していない。
情報も入っている。
なのに、完成すると「なんか違う」。
当時の私は、フォント、余白、あしらいなど見た目の技術を増やせば解決すると思っていました。
でも、見た目を足しても、その違和感が消えることはありませんでした。
初校を出すたびに、
「一応、必要な内容はすべてきれいにまとまっているけど……」
というクライアントの反応を待ちながら、不安と緊張でいっぱいでした。
そんな私が変わったきっかけは、とても単純です。
「読まれない前提」で考えるようになったことでした。
人は、チラシをほぼ読みません。
読む前に、「読む価値があるかどうか」を一瞬で判断して捨てます。
だから最初に必要なのは、丁寧な説明でも、情報量でもなく、「一瞬で意味が通る流れ」でした。
チラシを見るとき、私はまずこの3つを確認します。
1つ目:これは誰の話か、すぐに分かるか
2つ目:何が主役なのか、見ただけで分かるか
3つ目:見出しだけでも、全体の6割が伝わるか
この3つが揃うと、デザインの迷いは一気に減ります。
逆に、ここが弱いと、どれだけ整えても「よくあるチラシ」になります。
たとえば、
「地域密着で安心のサービスです」
と書いてあっても、読み手は「で、私に何の関係があるの?」で止まります。
一方で、
「初めてで、何を聞けばいいか分からない方へ」
と書かれていれば、読む前の一瞬で「自分の話だ」と判断されます。
同じ内容でも、構成(情報の流れ)が違うだけで、伝わり方は大きく変わります。
ここまで読んで、「読まれない前提って、具体的にどう考えればいいの?」と思った方もいるかもしれません。
この先は少し長くなります。
そのため、
・考え方
・構成の組み立て方
・迷ったときの基本形
これらを整理してココナラコンテンツの第1巻にまとめました。
もし今、
・初校に自信が持てない
・「なんか違う」の理由が言語化できない
・見た目は整っているのに、反応につながらない
そんな状態なら、一度読んでみてください。
「センス」ではなく、構成(情報の流れ)でチラシを作る考え方を扱っています。
コンテンツのご案内
ここではすべてを書き切れないため、考え方ごとに整理しています。
第1巻
チラシデザインの作り方|“なんか違う”を解消する伝わる構成術
(構成の土台/初校で迷う人向け)
第2巻
お客さま視点を知ると、デザインの“考え方”が変わる。
(ターゲットを絞っても反応が出ないと感じている人向け)
第3巻
一次情報から組み立てる「伝わる言葉」の作り方
(何を書けばいいかは分かっているのに、言葉が弱いと感じる人向け)
チラシが「なんか違う」と感じる理由は、センス不足でも、努力不足でもありません。
多くの場合、読まれない前提で情報が組み立てられていない それだけです。
構成が整うと、デザインの手応えは確実に変わります。